公式YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」を開設した 二宮和也さんが、21日間で 200万人の登録者を集め 日本最速記録を樹立したという。5月15日現在、登録者数は242万人にまで登っているようです。しかし、この快進撃に 戦々恐々としているのが、これまで 我が世の春を謳歌してきた人気YouTuberたちだというのですが…
「そもそも、これまで歴代最速記録を持っていたのも嵐のチャンネルでした。二宮が“嵐越え”を果たしたわけですから、嵐の人気の高さを改めて実証した形になりました。しかも、スタッフという形でKAT-TUNの中丸雄一、Sexy Zoneの菊池風磨、Hey!Say!JUMPの山田涼介を動画に参加させているので、今後もジャニーズの中から登録者がどんどん増えていくと思われます」(民放関係者)
それだけに 、すでに 大手広告代理店からも 熱視線を浴びているという「ジャにのちゃんねる」。
「動画の中で 移動手段としてレンタカーを使ったのですが、これもタイアップの可能性があります。大手広告代理店のスタッフが タイアップ企画を今後も用意していくとか。また、二宮さんが企画を考え、中丸さんが 撮影や編集を制作しているということになっていますが、すでにフリーの放送作家や ディレクターがついていて、しっかりと動画の構成も練って撮影されているようです」(民放関係者)
しかし、二宮さんをはじめとする 芸能人による YouTubeチャンネルの開設が多くなったことで、これまで活躍してきた人気YouTuberたちに変化が起きているというのです。
You Tubeは 芸能人に完全に侵食された⁉ 稼ぎどころを奪われたYouTuberらの死活問題に…
「動画の再生数が 伸び悩んでいるYouTuberが多くなっていて、稼げなくなっているんです。収益が良いタイアップ系の動画も、芸能人のYouTubeチャンネルを優先して 代理店が分配している。YouTuber系の事務所も 売上が激減していて株価も落ちていますし、You Tubeは 芸能人に完全に侵食されてしまいましたね」(民放関係者)
そのように 芸能人に 稼ぎどころを奪われて 死活問題となっているYouTuberたちが、人気復活のために逆襲に出始めているというのですが…。
「民放のテレビ番組で ヒカキンが重宝されていますが、他のYouTuberたちも テレビ番組への出演を切望しています。ギャラが安くてもいいからと、とにかくどんな番組にでも出たいというYouTuberは 多い。というのも、現在 数百万人のチャンネル登録者数を誇るYouTuberでも、実際は7割近くが 動画を再生しない休眠会員になっている場合が多いんです。これからは 動画再生数を稼ぐには、とにかくテレビに出演して ネットニュースなどで取り上げられ、話題をつくる必要があるんです。もはや、YouTuberが 奇抜な動画を配信したりするレベルではネットニュースにはなりませんからね。同じYouTuberなら 芸能人のほうが PVも稼げますし、一般的な知名度の低いYouTuberを わざわざ追いかけて取り扱う媒体も 少ないですから」(週刊誌記者)
これまでは 芸能人と違うフィールドで 独自の稼ぎを得ていたYouTuberたちが、そのようにテレビに活路を見出すというのはなんとも皮肉なことのように思えますが… 今となっては 芸能人たちにYouTube領域を侵されつつある彼らにも いよいよ試練の時がやってきたようです。