最近、あるオンラインコミュニティサイトに投稿された1つのスレッドが、ネット上で大きな話題となっています。
作成者のAさんは、「点滴の針が刺さったままで病院に一人で置きっ放しにされました」というタイトルの投稿をし、たくさんの人へ衝撃を与えています。
Aさんは本文でこう語っていました。
(スレッド本文)具合が悪くて病院に来たら、点滴打ちましょうって言われたんだけど、20分で終わるっていうからなんかおかしいなって思ったんです。不安ではあったんですが仕方なく針をさしてもらいました。ですが、今の所、どうやらこのまま私を置きっ放しにして病院のスタッフが全員退勤したみたいです。点滴液はもう切れてしまってて、逆に針から血が逆流しているのんだが…これって勝手に針抜いちゃっていいのでしょうか。点滴を持ったまま外へ出ようとしたら、警報がなって出れませんでした。もうどうすればいいかわかんない。
後から調べてみると、病院のスタッフは点滴を打っている患者がいることを忘れて、全員がそのまま退勤したのでした。
続いてAさんは、事件の結末についてこう書いています。「確かに、来たときからちょっと不安だったんですよ。病院が何時に閉まりますよ、とか全然話してくれないから。こうなったことだし、仕方なく親に連絡しました。それで親が医者に電話したら、その人は経営者の人たちと相談してから私の方に折り返すって言ってたみたいです。」
これ以降、長いこと待った挙句Aさんはついに病院の関係者から電話がかかってきたそうです。その通話の内容について、Aさんはこう説明しました。「今さっき連絡が取れました。治療費は全額返金するって、ちゃんと誤ってはもらいました。再来院の時に、無料で一回点滴を打ってくれるっていってたんですけど、流石にまた来たいとは思わなかったので。」
病院側が、患者のことを「忘れて」放置するなんて、あり得ない話のように聞こえます。もちろん、救急の患者が多かったり、外来が毎日長く並んでしまうような、極めて忙しい病院ならある程度納得が行くかもしれません。しかし、そのような大型の病院の場合は、必ず「遅番」や「夜間勤務」といった形で勤務している医者や看護師がいて、患者をおきっぱなしにして病院が空いてしまうようなことはまずないはずです。この信じられない事件が起きたことに対し、ネット上の人々より激しい批判の声が寄せられています。
スレッドに対して、コミュニティユーザーの人々は、「医療関係者っていうヤツらが…正気か?」、「あんな人達が医療関係者だなんて怖すぎる 」、「退勤前に確認するっていうマニュアルすらないのか」などとコメントし、様々な意見を示しているようです。
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