住んでいた家を貸して海外旅行に行ってきた女性の話です。
旅を終え家に帰ってきた彼女は驚くしかありませんでした。
家の中が巨大な大麻畑になっていたからです。
イギリスのメディア、リバプール・エコーはターニャ・ラバティさん(Tanya Laverty)のありえない出来事を伝えました。
普段ホームレスのための無料給食所を運営するボランティアをしていた彼女は、彼氏とアジア旅行の計画を立て、その間ある家族に自分の家を貸しました。
最初はきちんと家賃が支払われたが、ある日から支払われなくなりました。
疑問に思ったターニャさんは2月初め、家に戻りその状態を見て驚かざるを得ませんでした。
家が大麻畑になっていたからです。
ターニャさんは「完全に大麻だらけだった。呆れた。あまりにも多くの大麻が積まれていた。」と当時の状況を説明しました。
続いて「二階へは上がることもできず、ただ泣き崩れた。」と心境を打ち明けました。
彼女の家では、年間80万ポンド(約1億2千万円)相当の大麻が育っていました。
家を貸した当時は、普通のアジア人家族に家を貸したと思っていました。
自分たちを韓国人だと言った夫婦は、赤ちゃんを抱き家を見に来て、お金が足りないと訴えました。
これを聞いたターニャさんは家賃を安くしてあげるまでもしました。
そんなターニャさんへの仕打ちは1万ポンド(約150万円)相当の住宅修理費の爆弾でした。
彼女は「銀行に家が差し押さえられるほど」とし、「家を失うのは一瞬だ。巨大な犯罪者が家を奪っていった」と語りました。
また、「私は被害者だ。不動産のローンを組める状況ではない。融資金を返済できなければ、私はこの家を空けて出ていかざるを得ない。」とし「多くのホームレスを助けたが、今はもう私がホームレスになりうる」と状況を説明しました。
大麻畑は、1階の部屋と屋根裏部屋に作られていました。
犯罪者ら屋根裏部屋を通り抜け1階の部屋まで換気ダクトを設置しました。
リビングには手をつけていなかったため、これまで通行人にばれなかったものと思われます。
彼らは、寝室の後ろにタイマーで操作する照明を設置し、夕方には電気がつき、就寝時間には電気が消えるようにしていました。
ターニャさんは、犯罪者に家を貸したという理由で、大麻浄化作業まで一人で引き受けることになりました。
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