音楽クリエイターのヒャダインさんが25日、日本テレビ系「真相報道 バンキシャ!」にリモート生出演。東京など4都府県で発令された緊急事態宣言初日の様子について私見を語りました。
東京都に新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令された初日、渋谷のスクランブル交差点には、多くの人が。中継では、宣言下で外出した人々の声などを取材しました。
交差点前は、宣言前と比べてはっきりと減ったとは言えないほどの混雑具合をみたヒャダインさんは「笑っちゃいましたね。全然、変わってないじゃないですか」とひとこと。
宣言が発令される前の23日、ロックバンド・RADWIMPSの野田洋次郎さんがTwitterで「ここ1年間の考察や反省や説明が何もない状態で3回目の緊急事態宣言なんて聞く気になれねぇ」と投稿し、話題となっていたようですが、その言葉通り渋谷は多くの人々でにぎわっていたようです。
個人的な、正直な気持ちです。 pic.twitter.com/kcPdrOVNXt
— Yojiro Noda (@YojiNoda1) April 22, 2021
司会の桝太一アナが「もちろん理由があって出てらっしゃる方も含まれてると思いますが」としたうえでヒャダインさんにコメントを求めると、「めっちゃいますね」と語ったものの、若い世代の姿が目立つとのリポートがあり、緊急事態宣言のメッセージについて「1回目に比べたら、確実に全然届いてないと思いますね」と今回の宣言が若者には通用していないことを言及しました。
若者に宣言が通用していない理由として「かかったとしても軽症、もしくは無症状なんじゃないかという、ある程度の根拠のない自信。そんなことないんですよ?もちろんかかるんですけど」とし、さらに「ムカついてるんだと思うんですよね、政府に」と指摘。
桝アナに説明を求められると、ヒャダインさんは「ワクチンは全然来ないし、病床数は全然改善しないし、政治家は夜遅くまでメシ食ってるし、酒飲んでるし、聖火リレーまでやってる」」と、政府に対する若者の静かな反抗であると推測していました。