児童虐待…衝撃な真相
生後二か月の長女を虐待し、死なせたとして父親の小林幸輝容疑者(20)が逮捕されました。
遺体には、あざが30か所以上も見つかっており、さらに背中には火傷跡があったといいます。
そして虐待を受けた子どもに多く見られる、免疫に関わる臓器「胸腺」の萎縮も確認されました。
警察では日常的に虐待が行われていたとみて、捜査を進めています。
小林幸輝容疑者は黙秘を続けているといいます。
長女を殺害
警察の捜査によると、2月25日の朝、自宅で生後2か月になる長女の心愛(のあ)ちゃんを殺害したとみられています。
心愛ちゃんは救急車で運ばれましたが、死亡が確認されました。
司法解剖で死因は不詳ですが、窒息死の疑いがあるとみられ、鼻と口を手で塞いで殺害したもようです。
さらに遺体には多数のあざ、火傷、胸腺の萎縮があったほか、足の裏や唇の皮の一部がはがれ、口の中がただれていました。
1カ月健診時の体重は約4キロでしたが、死亡するまでの増加は約100グラムだったことも分かっています。
口の中がただれていたのは、小林容疑者が高温の牛乳を飲ませたことが原因だと思われます。
小林容疑者の証言によると、「泣き止まなかったので高温の牛乳を飲ませた」と話しているということです。
容疑者逮捕
小林容疑者は3,4月に心愛ちゃんへの傷害容疑で2度逮捕されていました。
最初の逮捕の際は「なかなか寝ずに泣くので、いらいらして殺した」などと話していましたが、その後、黙秘を続けているといいます。
小林容疑者は妻と心愛ちゃん、心愛ちゃんの兄にあたる長男との4人暮らしでした。
捜査によると、小林容疑者は妻に対し、嘘の供述をするよう促したことも分かっています。
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