大人気アニメ「鬼滅の刃」の主題歌を歌う歌手のLiSAさん。今や音楽番組に引っ張りだこのLiSAさんですが、知人への取材で知られざる過去が明らかになりました。
LiSAさんは岐阜県出身で、両親と妹の4人家族でしたが、LiSAさんが小学2年の時に実父が家を出て行ってしまったと言います。当時住んでいた団地の近所の住人は、LiSAさんの父親はダンプの運転手で「なぜ出て行ってしまったのかは知りません。母親は美容室で働いていて、生活は楽ではなかったと思いますが家族仲は良かった」と幼いころの暮らしぶりを明かしました。
その後、LiSAさんは安室奈美恵さんや「SPEED」を生んだ沖縄アクターズスクールのオーディションに合格。沖縄の母親の知人宅に身を寄せて歌とダンス漬けの日々を送っていましたが、結局芸能界デビューは叶いませんでした。
LiSAさんの中学時代の同級生は、当時のLiSAさんについて「中学2年の時に沖縄から転校してきた彼女はずっと仲間と遊びほうけていましたね。部活はやっていなくて、授業もほとんど出ていなかった。」「制服のスカートを超ミニにしてピアスを付けて学校に来る彼女に、先生は“保健室に行け”と命令する。で、周りに迷惑がかかるから、とそのまま保健室で過ごさせるのです」とヤンチャエピソードを明かしました。
また、地元の知人からも「あの頃彼女はしょっちゅうカラオケ店に行って酒を飲んで騒いだり、深夜に公園でたむろしていました。深夜徘徊で警察に補導されたこともあるし、自転車泥棒もやっていたとか。遊びに行って帰る時、勝手に乗ってきちゃう」と問題行動が目立つ学生だったことが語られました。
そんな中、別の同級生からは「カラオケに行くと酒を飲むばかりじゃなく、とにかく歌。MISIAや椎名林檎とかをずっと歌っていました」と、歌手になる夢を追い続ける姿も明かされました。その後、LiSAさんはバンド活動を経て、20歳で上京。23歳でデビューするとアニソンシンガーを代表する1人となりました。
LiSAさんは過去のインタビューで、『紅蓮華』の作詞について「私は自分の人生が負け始まりだなって思っているので(中略)負け始まりの物語として重なるなと思いながら書きました」と語っていました。