2日、第97回東京箱根間往復大学駅伝競走が行われる中、東京都の小池百合子知事ら1都3県の知事が、西村康稔経済再生担当大臣と面会し、新型コロナウイルス感染拡大防止のため緊急事態宣言を要請しました。これに対しネット上では、様々な意見が飛び交っています。
今年で97回目を迎える「箱根駅伝」は、例年通り1月2日から3日にかけて行われます。しかし、今回はコロナ禍での開催。対策として関東学生陸上競技連盟(関東学連)は「応援の自粛を要請します」と呼び掛けていたものの、2日の往路では多くの観客が沿道に詰めかけました。
そんな中、要請された『緊急事態宣言』。この事態にネット上では、「緊急事態宣言を要請するくらいなら明日の箱根駅伝辞めさすぐらいの覚悟もっていけよな。」「自粛って言葉じゃもう無理」「緊急事態宣言したところで後の祭り」といった厳しい意見があがっています。
また、’応援自粛’とされているにも関わらず、沿道に集まった人たちに対しても「こういうルールを守らない身勝手な人達がコロナを感染拡大させてる原因なんだな。」「走っている学生の家族でさえ沿道での応援を控えてるだろうに関係ないお前らがなんでそこにいるの?」など批判の声が相次いでいます。
新型コロナ感染者が増え続ける中での駅伝開催、からの緊急事態宣言要請。今後どうなるのか、心配されています。
今回のことだけでなく、今後のためにも感染リスクや事の深刻さを十分に理解する必要がありそうです。