「雨上がり決死隊」の宮迫博之が自身のYouTubeチャンネルでオリエンタルラジオの中田敦彦と共演。2人が共同で制作するYouTubeの番組に出演するよう、冒頭のように明石家さんまに呼び掛けた。
先月21日からは2人はYouTubeで「WinWinWiiin(ウィンウィンウィーン)」という番組を立ち上げ、第一回のゲストに元NEWSの手越祐也を呼んだことで話題になった。動画は前編が385万回、後編が279万回再生(12月18日時点)され、幸先のいいスタートをきった。そんななかでの、明石家さんまへの呼びかけ。
そもそものことの発端は、明石家さんまが自身の冠ラジオ番組での発言。
さんまは以前からユーチューブに対して否定的な考えを持っていたが、先月7日に放送されたMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演した際に、「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)内でユーチューバーデビューする意欲があると発言。「年末にユーチューブを開局して、宮迫、渡部の家に行って。それをユーチューブで撮って、その間だけ俺がユーチューブやんねん」と明かした。
「さんまさんは“自分はテレビの人間なのでYouTubeは敵だ”と公言していました。しかし年末限定で宮迫や渡部、またフジモンや木下優樹菜に会いに行くという企画をYouTubeでやると言っています。そこで宮迫と中田は“それならぜひうちの番組に”ということでお願いしたようですね」と関係者も語っている。
その番組に明石家さんまを呼ぶために「明石家さんまさん。僕たちの話を聞いてください」という動画を投稿し出演を懇願した。
さらに宮迫は動画で、かつてさんまが『アメトーーク!』(テレビ朝日系)にサプライズ出演したエピソードを明かした。
「(絶縁状態で)何年も出ないと決めていたテレ朝に、俺らの記念やからってその約束事を破ってまで出てきてくれた。腰が抜けて泣きそうになった。それを俺らのために破ってくれたことがうれしすぎた」 と当時を思い出し、 「だから、さんまさん。こだわりもう一度破ってください」 と自身のYouTubeの番組の出演を改めて頼んだ。
そして、宮迫と中田は、さんまの元へ直談判しにいくことを決意したようだ。 「宮迫は吉本の岡本社長のパワハラを、無断で開いた会見で世間に暴露した。クビになった今でも、吉本幹部は宮迫を許してないでしょう。 さんまさんは宮迫をテレビに戻したいと考えているので、本当に懇願されたら出演も考えてあげるかもしれません。」(関係者談)
しかし、明石家さんまは、同ラジオ内で、「おれは出てもええねんけど『なるべく出ないでほしい』って」と吉本興業から自身への“お願い”があったことも明かしている。吉本をクビになった宮迫がさんまと共演すれば、宮迫と古巣の関係も、大きく状況は変わる可能性がある。
吉本興業の看板でもある明石家さんま、一方では後輩思いでも有名なアニキ分でもある。そんな明石家さんまが今後Youtubeに出演するのかどうか、今後の動向が気になるところである。