5月に誹謗中傷を苦にこの世を去った女子プロレスラーの木村花。その一方で誹謗中傷に関わったとされる20代の男が書類送検されたことが12月17日に明らかになりましたが、今度は加害者を誹謗中傷する風潮が大きいことで社会問題化しています。
木村花プロフィール
本名: 木村花
生年月日: 1997年9月3日
出身地: 神奈川県
身長: 164cm
木村花を誹謗中傷した男が書類送検されたことが判明
誹謗中傷を苦に亡くなった木村花の件をめぐり、加害者である20代の男を侮辱容疑で書類送検したことが12月17日に明らかになりましたが、男は木村花をターゲットにしてはTwitter上で「いつ〇ぬの?」「生きている価値あるのかね」などといった投稿を書き込んだとされています。
木村花の訃報直後、ネット上では加害者側が即特定、当事者は該当のツイートを削除も多くのネット民から魚拓が取られたことで完全に逃げ場を無くしてしまったようですが、中には「顔写真を公開し報道するべき」といった指摘が多かったのも事実です。
加害者側を誹謗中傷するのは正しいことなのか?
しかし、木村花が亡くなった直後、今度は加害者を誹謗中傷するという風潮には疑問の声も相次いでいます。「顔写真を公開するのは加害者家族にも大きな被害が及ぶ」「あとは該当の機関に任せればいいのではないだろうか」と、ネット上での過剰な批判はやはり考え物。これには実母である木村響子さんも苦言の声を寄せることに。
響子さんいわく「マスコミや皆様に対してお願いがございます」とし、加害者への誹謗中傷に関し「法律できちんと裁いていただきますので、それ以外のことは望んでおりません」とのこと。加害者を誹謗中傷し、また次にも加害者が出てくるといった悪循環にならないよう呼びかけています。
まとめ
このように、木村花を苦しめた誹謗中傷で、今度は加害者側を誹謗中傷をするといった風潮が無くなってほしいことを願うばかりですが、当事者が書類送検された現在、あとは警察に任せて、今よりも誹謗中傷が減り、ネット上の世界で快適にコミュニケーションを図れればいいな、と思いますね。