ミレニアル世代
知らない土地の、知らない文化を持って暮らす、同年代の若者たち。彼らはいったい、どんな日常を、どんな想いで、送っているのでしょうか?
皆さん、海外の同世代の方々に興味はありますか?
今回はジャマイカの若者の暮らしを、写真で紹介します。
ジャマイカってどんな国?
ジャマイカは山や熱帯雨林、サンゴ礁のビーチといった緑豊かな自然を誇るカリブ海の島国です。
英国植民地時代の建築があるモンテゴベイや、ダイビングやシュノーケリングのスポットで知られるネグリルにはオール インクルーシブ スタイルのリゾートが軒を並べています。ジャマイカはまたレゲエ音楽の発祥の地としても知られ、首都キングストンには同国が生んだ有名なシンガーであるボブ・マーリーを称えるボブ・マーリー博物館があります。
INジャマイカ
ジャマイカの若者はどのように過ごしているのでしょうか?
凄くお洒落に見えますね~~~!
やはり、レゲエの国!
かっこいいですね!
ポールダンスも盛んなのでしょうか?
ジャマイカは熱帯性気候に属していますが、山が多い国のため標高によって気温の差が激しく、平野部の平均気温は27~32℃です。
お化粧台は私たちと、同じように見えますね(笑)
ダンスもすごく激しい!?
超イケイケです(笑)
アートですね~~!
このマスクは何!?!?!?!?
すっごいセクシーなんだけど!!!!
家の様子も日本と似ている気がします。
美しい南国でもあるジャマイカですが、首都キングストンに一歩足を踏み入れると、そこには観光地の高級ホテルとは別世界の厳しい現実があります。発展途上国は脱したといわれるジャマイカですが、貧富の差はかなり激しく、多くの人たちは月収4万円程で日本と同じような物価の中を生き抜いています。失業率も高く、ダウンタウンを中心に道端で不法に物売りをしている人がたくさんいます。
また、十代少女の妊娠や、結婚せずに子供をもうけるカップルが多く、最終的に家庭崩壊と貧困の犠牲となった子供は孤児院に預けられます。キングストン(人口約70万)だけでも約40の孤児院や施設があり、どこも深刻な資金不足に悩まされています。
例えば、比較的環境の整ったある孤児院でさえ、昼間は「パン2枚と水」や「ビスケットとジュース」のみであり、よって子供達はやせ細り、擦り切れた服を着ています。日常の子供の世話に追われるスタッフは一人ひとりの心のケアまでには及ばず、子供達は常に愛情に飢えています。しかしそれ以上に、夜になると麻薬を求めて街をうろつくストリート・チルドレンの姿はもっと悲惨なものです。
母親のボーイフレンドによる少女たちへの性の虐待も珍しくなく、貧困を解決することと合わせて「モラル教育」も重要な課題となっています。
ジャマイカに来れば、ガンショット(銃声)は聞くし、お金を狙われたりすることもある。ビックリだよね。だけど、私はジャマイカより日本の方が怖い。毎日、仕事や時間に追われ続ける。家族と過ごす時間もない。家賃を払うのに必死。精神面でジャマイカは気楽です。
首都のキングストン市の治安はよろしくなく殺人、強盗、などの凶悪犯罪、街中では、銃声が聞こえるようです。スリなど軽犯罪にも注意。薬物もそこらで売られています。また、ギャングもおり、銃撃戦も頻繁に起こります。
治安が悪いのは、失業率が関係しています。ジャマイカの失業率は約14.5%です。平和ボケしすぎていると痛い目にあいます。どこの国でもそうですが、一概に治安がいい、悪いといえることはなく、都会ほど治安が悪く、田舎はほのぼのとしているのです。
ジャマイカの国旗は、緑、黄色、黒の3色が意味ありげに使われています。
国旗の意味や由来など 】1962年に英国から独立した際に制定された。緑は農業と天然資源を、黒は国民の強さと創造性を、黄は太陽の輝きと豊かさを象徴する。X型は聖アンドリュースの十字架で、キリストへの敬謙な信仰を表わす。
ジャマイカでのドッキリ恐怖エピソードは?
殺し屋ってのが実際にいる。陽気に一緒にお酒飲んでて、あとから別の人に「あいつは殺し屋なんだよ。10万円くらいかな。何かあったらあいつに言えば平気だから」とか言われてドキッとすることがあった。また、13~14歳位になると自作でピストルを作る子供もいて、うっかり暴発させて指を飛ばしてしまう子がいたりもします。
中央アメリカのカリブ海に浮かぶ小さな島国 (なんと秋田県とほぼ同じ面積!) ながら、そのルーツは遠いアフリカにあります。探検家・コロンブスがジャマイカに辿り着いたのが1494年。その後1509年にスペインによって征服され、労働力としてアフリカから多くの黒人奴隷が連れて来られました。1655年にはスペインからイギリスによる支配に代わり、この国の不遇の時代はさらに長く続くことに……。
しかし、1838年に奴隷制度が廃止、1962年にはイギリスによる植民地支配から独立を果たしました。そして現在まで、中米にありながらアフリカ文化をベースとした、独自の文化が息づく国となったのだそうです。
ジャマイカは、ある意味で、世界のどこよりも女性が活躍している国だと言えます。すべての管理職のうち女性の割合は59.3%(2015年)で、これは世界各国で最も高い割合となっています。
また、2012年に取られたデータですが、46%の家庭で女性が主たる家計支持者であるという統計もあります。
一方、数字の裏付けはないものの、日常生活を送る中でシングルマザーが非常に多いように感じます。