妊娠超初期
赤ちゃんが欲しいと思っている人は、妊娠の初期症状について敏感かもしれません。
ちょっとした変化でも「妊娠かな?」と思ってしまうものです。
妊娠の初期症状は様々で、また生理なのか他の病気なのか、見分けるのも難しいです。
そして妊娠をしていた場合は、飲酒や喫煙にも気をつけなければいけません。
早く妊娠に気づきたいですよね。
今回は、妊娠超初期の症状についてご紹介します。
妊娠超初期症状はいつから?
すぐに妊娠に気づく人もいれば、全然気づかない人もいます。
世の中には安定期まで気づかなかったという人もいるようです。
妊娠の兆候
妊娠の兆候は生理前から現れることもあります。
基本的には妊娠検査薬は生理予定日の一週間後から使えます。
その前だと結果が正確ではありません。
海外のものだと生理予定日の4日前から判定できるものもあるようです。
いずれにせよ、妊娠にはできるだけ早く気付いた方が良いでしょう。
飲酒や喫煙を避けることができるからです。
最初の兆候
妊娠超初期は、妊娠0週から3週、4週までをさします。
着床出血という、受精卵が無事に子宮まで辿り着き、着床に成功すると、出血することがあります。
全ての人が着床出血があるわけではありません。
また生理予定日と近い場合は、生理と間違えやすいです。
妊娠超初期の症状
着床出血以外にも、体温や便にも変化が訪れます。
風邪っぽさ
妊娠すると高温期が続き、体温が高くなるので、熱っぽさを感じる人がいます。
平熱より0.5度から1.0度高くなり、微熱程度になります。
微熱が出て寒気がすることもあり風邪と間違える人も多いようです。
妊娠中に薬を飲むと良くないので、薬を飲まないように気をつけましょう。
インプランテーションディップ
妊娠すると高温期が2週間以上続きますが、高温期の途中で急に体温が下がっていつもの体温に戻ることがあります。
これをインプランテーションディップと呼びます。
医学的に認められている現象ではありませんが、個人差があります。
体温が下がる人もいれば、微熱が続く人もいるようです。
乳首の痛み
妊娠超初期に乳首が痛み、胸が張る症状がでることがあります。
痛みなどの原因は出産後の母乳育児に向けて乳腺や乳管が発達するためです。
生理前にも似たような症状が出るので、見分けるのは難しいです。
下痢便
妊娠するとお腹の調子が悪くなることがあります。
下痢になったり、便秘になったり、またはおならが臭くなったりします。
おならと妊娠に関係があるとは思わないかもしれませんが、意外にもおならの変化で妊娠を知ることもできるのです。
頭痛や腰痛
生理の時のも起こりがちなのが頭痛や腰痛ですが、妊娠してもこのような症状がでます。
妊娠初期に分泌量が増える黄体ホルモンが原因で、黄体ホルモンは、血液の循環をよくするために血管を拡張させるため、偏頭痛のような頭の痛みが出てきます。
偏頭痛があるからといって薬を飲まないように気をつけましょう。
また、妊娠すると子宮が大きくなり骨盤が広がります。
そして女性ホルモンのリラキシンが分泌されて関節が緩くなるのです。
このリラキシンの影響で腰が痛くなることがあります。
妊娠超初期の飲酒
フランスでは妊婦さんがワインを飲むことがあります。
そのことから、日本でも妊娠中にワインを飲んでも良いと誤解する人が多いようです。
しかし、日本人は欧米女性よりも体格が小さい上、アルコールの解毒力も弱いので、ワインを飲むと胎児に悪影響を与えてしまいます。
特に、妊娠4週目以降のアルコールの影響はかなり大きいといわれています。
胎児性アルコール症候群
妊娠中にアルコールを摂取すると、生まれてくる赤ちゃんが胎児性アルコール症候群になる可能性があります。
胎児性アルコール症候群の症状は、発育の遅れや中枢神経障害、胎児性アルコール症候群独特の顔つきになる、などがあります。
発達障害であるADHDも飲酒と関係しているのではといわれています。
妊娠中の飲酒は流産リスクも上昇するので注意が必要です。
妊娠超初期まとめ
いかがでしたか?
妊娠したばかりでもいろいろな体の変化が起こります。
また妊娠したばかりでもお酒や薬の影響を、赤ちゃんは受けるのです。
流産などのリスクも高まりますので、妊娠の初期超症状を敏感にキャッチし、早めに対応しましょう。