バブリーダンス
バブリーダンスで一躍有名となった大阪・登美丘高ダンス部。
その登美丘高ダンス部のキャプテンである伊原六花(りっか)さんが、CMデビューを果たしました。
7月から放送される不動産会社、センチュリー21・ジャパンの新CMに出演することが分かりました。
伊原六花さんは昨年10月に芸能事務所であるフォスターに入っており、芸能界デビューしています。
CMが決まった伊原六花さんは、「すごくうれしい。会社やキャラクターのイメージに合うように、しっかりと信頼や親しみが伝えられるように頑張ります」と気合十分です。
さらにセンチュリー21・ジャパンの制服を着ると「(バブリー衣装の)肩パットは入っていないですが、背筋が伸びます」とも話しました。
センチュリー21・ジャパンCM
センチュリー21・ジャパンのCMは俳優のケイン・コスギの出演で有名です。
今回、初代センチュリー21ガールとして伊原六花さんが選ばれました。
2017年の年末からオーディションが開かれ、約80人の中から伊原六花さんが選ばれました。
オーディションは書類審査と2回の演技審査が行われました。
伊原六花さんは「オーディションは近くで多くの人に見られる中、その場で言われたことをやる。ダンスのステージでは一生懸命練習したものを見せるだけなので、とても不安で緊張しました」と語りました。
さらに女優業に関しても「自分らしくどん欲に頑張って多方面で活躍できる女優になりたい」とやる気を見せました。
関係者によると「色に染まらない初々しさと印象に残る演技で伸びしろがある」と、伊原六花さんに期待が集まっているようです。
登美丘高バブリーダンス
2017年に開かれた”第10回 日本高校ダンス部選手権 夏の公式全国大会”。
そこで準優勝に輝いたのが登美丘高校ダンス部です。
三連覇をかけた大会でしたが、惜しくも2位に終わりました。
しかし、独特なバブリーダンスは一気に日本中で話題になり、年末の日本レコード大賞やNHK紅白歌合戦にまで出演しました。
さらにYouTubeにアップされたバブリーダンスのMVは4400万再生を突破しました。
このバブリーダンスの振り付けを考えたのが、ダンス部のコーチかつ振付師のakaneさんです。
akaneさんも登美丘高校ダンス部の出身です。
昨年12月にはテレビに引っ張りだことなり、様々な曲で新しいバブリーダンスを披露しました。
akaneさんいわく、生徒らのテスト期間でもあったため、なかなか練習ができず大変だったと明かします。
生徒らは学業とダンスの両立を頑張っていたのです。
しかし、この大人気となったバブリーダンスにも苦悩があったといいます。
akaneさんいわく、「今年(2017年)のメンバーは全然だめだったんです」といいます。
部員らは基本的にシャイで女の子らしい子が多く、キャラがなかったといいます。
さらにダンスの実力もあまり高くなかったそうです。
そこでakaneさんとしては、苦肉の策として見た目にインパクトのあるバブリーなコンセプトにしたというのです。
生徒らも三連覇のプレッシャーが大きかっただろうと語ります。
今までで一番手がかかり、怒ることも多かったそうです。
そうして生まれたバブリーダンスでしたが、準優勝となりました。
その悔しさからMVの撮影に励み、そしてテレビ出演でもやる気を見せていたといいます。
こうして一気に大人気となった登美丘高校ダンス部なのでした。
いまだに大反響で、様々な人がパロディーも行いました。