9月8日発売の雑誌「婦人公論」(中央公論新社)にモデルの道端アンジェリカさんが登場。昨年10月に夫が起こした恐喝事件に伴う“美人局”疑惑の真相や、今後についてなど語っています。
道端さんの夫が知人男性から現金35万円を脅し取ったというこの事件。その現場に道端さんも同席していたことから“共犯”の濡れ衣を着せられてしまったのですが、証拠が見つからなかったため、不起訴処分に。
これについて道端さんは友人たちと一緒に来店したとき、いつも以上に酔っていたことを夫から咎められて口論となり、問題の男性との浮気を疑われてしまったと。
後日、疑いを晴らすため男性の働く会社に行ったところ、「道端がウソをつくのでは?」と疑った夫が会話を録音していたそうですが、その音声が逆に無罪を証明することになったようです。
この夫の事件で、2019年10月から芸能活動を休止していた道端さんは今年6月に活動を再開し、夫とは離婚調停中。
別れることを考え始めたのは今年1月頃で、今後はシングルマザーとして生きていく予定だと話しています。
しかし当初は夫との話し合いで、一旦は「3人でがんばろう」という思いもあったそうです。夫もやり直したいと言ってくれて、子どもにも父親がいたほうが良いと考えていたと。
ただ道端さん自身が我慢しながら生きている様子を子どもが見てどう感じるのだろうと思うようになったそうです。
そして離婚を考えた一番の理由は、‟価値観の違い”。夫は真面目で、こうと決めたら猪突猛進するタイプで、道端さんに対しても「こうしてほしい」という思いが強かったようです。
道端さんはプライベートや仕事でも夫が納得いくような生活を心がけていたそうですが、本来は「誰もが自由に自分の好きなことをすればいいじゃない」というタイプなのだそう。
元々、道端さんの一目惚れで交際がスタートしスピード婚だった2人。一緒にいて楽しくとても普通の感覚を持った人だと感じたようです。
ただお互いのことをまったく知らないまま結婚し、今思えばすれ違いの始まりだったのかもしれないとも語っています。
若い頃の道端さんは世間からセレブ志向と言われていましたが、全くそんなことはなかったと。18歳で一人暮らしを始めたものの、モデルだけでは生活できず、居酒屋でアルバイトをしていたこともあるそうです。
夫と出会った頃、道端さんは精神的にも肉体的にも限界を迎えていたといい、一方、当時会社員だった夫は芸能界に疎く、道端さんがモデルだということも知らなかったそうです。
“道端三姉妹”と聞いてもピンとこず、道端さんに対して先入観がなかったことがが逆に嬉しかったと。
夫と付き合い始め、その1ヵ月後には、なんと体調不良でホルモンが崩れ7年も止まっていた生理が復活。私は「この人の子どもを産めということに違いない」と、運命を感じた道端さんは、出会って6ヵ月後に結婚しすぐに子どもを授かることに。
しかし、妊娠がわかると、“ママスイッチ”が入って急に母性が目覚め、夫にしてみればいきなり人が変わったと感じたのかもしれません。
産後はますます子ども中心の生活になり、日常生活での夫婦の意見の食い違いが表面化。すれ違いや言い争いになることが増えていったそうです。
そんななか、夫の事件が発生。その場に道端さんも、「美人局の疑いがある」と報道されました。
現在、母と息子と3人で暮らし始めたという道端さん。離婚しようかどうしようか迷っている時、母が、「あなたならひとりでも大丈夫よ」と言ってくれたそのひとことで勇気が湧いたと話しています。
また、昨年末に事務所から独立し、さっそく収支台帳を管理するため、パソコンでエクセルの勉強を一からのスタートさせたのだそうです。
離婚調停と独立を経て、自分の本当にやりたいことが見えてきたという道端さんの今後の夢は、「ママモデルの仲間に呼びかけて子ども服を集め、シングルマザーにプレゼントすること。また、シングルマザーのための母子寮を作ろうと活動している方々のお手伝いもしたいなと思っています。」と語っています。
今回の経験を通して同じ境遇の女性を勇気づけるような活躍に期待したいですね!