コインチェック事件大炎上
26日、仮想通貨取引所大手コインチェックから約580億円相当の仮想通貨が不正に流出しました。
これを受けて、コインチェックの和田晃一良(こういちろう)社長(27)らは26日深夜に会見を開きました。
コインチェックは「NEM(ネム)」と呼ばれる仮想通貨を使用しています。
コインチェックによると、26日午前3時ごろから数回に渡って、外部からの不正アクセスがあり、「ネム」が出金されたといいます。
同社が異変を察知したのは約8時間後の午前11時25分ごろでした。
この時、すでに顧客から預かるネムのほぼ全額が引き出されていたといいます。
大炎上のコインチャック社長
そんな騒動の中、さらにコインチェックが炎上する出来事が起きました。
コインチェック社長が出会い系アプリを利用して女探しをしているというのです。
問題となっているのは、コインチェックの不正流出が起きた後に出会い系アプリを利用しているという点。
普段の使用ならば大きな問題とはなりませんが、時期が時期なだけにネットユーザーから批判が殺到しています。
約580億円の不正送金の発覚し、真摯に被害者への対応をすべき時期に、出会い系アプリにログインしていたことが分かり、多くの人たちが怒りに震えているといいます。
和田晃一良社長が利用しているとされる出会い系アプリは、登録にFacebookが必要で、さらに本人確認も必須だといいます。
さらにこの出会い系アプリを利用している女性も、和田晃一良社長とのLINEやりとりを公開しており、本人であることも指摘しているといいます。
つまり、和田晃一良社長本人のアカウントである可能性が非常に高いということです。
流出している内容がこちらです。
このことが世間に広まり、非難が殺到しています。
・パパ活やってる暇あるならセキュリティのお勉強してください
・被害者より自分の下半身が大事なのか
・こんな時期になぜ
といった、大変な事件が起きた時期に、こういった行動に出たことが怒りをかっているようです。
コインチェック社長、過去の発言
実は、和田晃一良社長は以前からおかしな発言が多かったといいます。
「安全なオフィスの中から外の困ってる人を見るカイジみたいな遊びをしてる」
「人が倒れてたけどホームレスのおばさんで心配して損した」
などといった、社長という立場らしからぬ失言が目立っていました。
こういったことを踏まえると、和田晃一良社長は変わった思考の持ち主だと思われます。
ですので、今のこの緊急時ですらも、女性のぬくもりを求めて出会い系アプリを利用していても不思議ではないのです。
コインチェック送金を再開?
26日にネムを盗んだ犯人のものとみられるアカウントから、26日中に9つのアカウントに盗まれていたネムの大半が送金されています。
その後は送金は途絶えていましたが、30日になって送金を再開しました。
9つのアカウントに対して、計14回の送金を行ったといわれています。
今回の送金先のほとんどが、26日以降、犯人のアカウントに送金したりメッセージなどを送ったアカウントであったようです。
犯人がネムの送金を始めた目的は定かではありませんが、「無関係な多くの人に送金することで、盗まれたネムの追跡のされ方を確認したり、追跡を混乱させるのでは」との意見があります。
30日に犯人の送金の動きが見られたことから、犯人のアカウントに少額のネムを送金したりメッセージを送る人が急増しているといいます。
現在、31日午前10時までに、60回以上の送金が行われたことが確認されています。