去る7月17日に、日欧共同制作ドラマ『THE HEAD』(Hulu)が、最終話を配信しました。俳優で歌手の山下智久さんが このドラマのメインキャストの一人として出演し、山下さんは 同作で全編英語の演技にチャレンジしました。そして 約1年ぶりのソロ曲『Nights Cold』もタイアップに起用。今回の 山Pの本格的な世界デビューには、ファンらも 大いに 湧いているようですが…。
Hulu.jp山下さんの海外ドラマ出演を皮切りに、一部のジャニーズファンらの間では、ジャニーズが 今後は タレントの世界進出を加速させるのではないかと期待する 噂もあるようなのですが…。しかし、実際には そうだとも 言えないらしいのです。
「ジャニーズは中国や台湾、タイなどのアジア展開はお得意ですが、世界規模では太刀打ちできないことは分かっています。韓国のBTS(防弾少年団)などのように、世界的に人気の高いボーイズグループは、歌唱力はもちろんダンスも高いレベルじゃないと相手にされません。ジャニーズのスキルは世界的に見れば低レベルですし… 俳優業でもかつて木村拓哉のハリウッド進出を画策して失敗したというトラウマがあるので、今さら 世界進出に積極的にはなれないのでは… 」(民放関係者)
それにもかかわらず、山下さんの世界デビューを なぜ ジャニーズが 推し進めたのでしょうか…⁉。
ジャニーズが、山下さんの世界デビューを推し進めた裏事情⁉
「山下は『世界進出したい』が口癖で、海外仕事が取れるように事務所にも長らく働きかけてきました。これまで、白人女性モデルとばかり遊んでいるところを 週刊誌に散々撮られてきた山下ですから、英会話のレベルはとても高い。ドラマでも、語学力は申し分ないことを証明しました。
ですが、事務所としては、経費がかかり実入りは少ない海外仕事には積極的ではないんです。とはいえ、山下の機嫌を損ねるわけにはいきませんから、今回の海外ドラマは収支は度外視で無理やり獲得した仕事だったとか。結局、ドラマは 既存のファン層以外に大した反響もなく、日本テレビが 傘下のHuluの加入者を増やすために番宣に力を入れ、なんとか盛り上げようとしていただけという印象です」(週刊誌記者)
ジャニーズ事務所が 山下さんを持ち上げる現状には、それなりの内情があるというのですが…。
「King & PrinceやSnowMan、SixTONESなどの若手は まだまだこれからのグループですし、来年以降、嵐が活動休止になればジャニーズからは稼げるグループがいなくなる。このままでは、ジャニーズ帝国が崩壊する危険さえあり、山下をはじめ 木村拓哉、生田斗真、風間俊介などの俳優部門も 強化しなければ立ち行かないんです。
かつて山下は、ギャラをめぐってメリー喜多川氏と大モメし、退所寸前まで仲がこじれた過去もありました。ですが、いまや事務所は 山下をつなぎとめようと必死。今回も、山下のご機嫌取りのために世界デビューを“プレゼント”してあげたようなもので、本人の実力で海外ドラマにブッキングされたわけではなかったんです」(前出の民放関係者)
『世界進出したい』が口癖という 山下さんには、次回こそは、忖度なしの本人の実力によっての世界デビューを果たすために 果敢に挑戦してもらいたいものですが…。その暁には、長年に渡って離れることが出来なかったジャーニーズとも決別の時を迎えることにもなりえそうです。