7月13日放送の日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)にお笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次さん(51)が出演。
この日も番組では新型コロナに関するニュースが報じられ、東京都では12日にコロナ新規感染者が新たに206人報告されたと発表したことについて、加藤浩次さんが小池都知事に疑問をぶつける一幕がありました。
東京都は7月12日、新型コロナウイルスの感染者が新たに206人確認されたと発表。
東京都の感染者200人を超えるのはこれで4日連続となり、累計では7927人となりました。
都の発表によると、206人のうち、ホストクラブなど夜の繁華街関連は44人で、
福祉施設や家庭内、会食での感染が上回り、75人だったということで、感染経路が不明なのは92人にのぼたっということです。
感染者のうち20代と30代が計133人で6割を占め、家庭内感染では出産時のスクリーニング検査で母親の感染が判明し、生後2日で陽性となった事例も見られたということです。
都内では感染者が多く発生している新宿、豊島区が夜の街関連の関係者の集中的な検査を進めていますが、20~30代を中心に夜の街で感染する例が相次ぐほか、会食や家庭を通じた感染も広がりつつある現状。
そうした中、番組でMCを務める加藤浩次さんは「国がやらなくても自治体が自分たちで休業要請することはできるんですよね」とコメント。
自治体が休業要請をするかしないかを判断できるとしたうえで、「休業要請できるのに小池さんは何でやらないんですかね」と疑問をぶつけたのです…!!
続けて、「東京都は絶対に早めに対策した方がいいって僕は番組でずっと言ってて、この人数になってしまってるんだけど」と、自身が番組で早期の対策をしたほうがいいと意見していたとし、
「5月末に夜の街関連っていう話が出て来てもう1カ月以上何もしていないように僕は感じる」と怒りの表情で訴えかけたのでした。
これら一連のやり取りに対して、視聴者の間では賛否両論の声が…
加藤浩次さんの訴えに「よくいった!」「その通り」といった賛同の声がある一方で、
「休業要請して保障するといっても全額補償されるわけじゃない」「休業要請すれば良いという問題ではない。視野の狭い世論は危険です」「もし、テレビ局も全て休業して自身の収入に影響が出てくるような事態になったら同じ事が言えますか?」などと厳しい声も上がっていました。
同日、埼玉、千葉の両県で31人、神奈川県で24人の新規感染者が確認されるなど、
首都圏全体で感染者数が増加傾向にあるということで、新規感染者の増加に懸念の声があがっています…。