28日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、元SMAPでタレントの中居正広さん(47)が出演。
この日、同番組ではジャニーズ事務所のアイドルグループ「NEWS」の元メンバー・手越祐也さんの緊急記者会見が大きく取り扱われることとなり、手越さんの先輩にあたる中居さんのコメントが視聴者からの注目を浴びています。
自粛中での外出が指摘されジャニーズ事務所を退所すると電撃発表し、世間を騒がせた手越祐也さん。
退所後すぐに開設されたTwitterなどのSNSはファンの間でも大きく話題になり、さらには記者会見を行ったところ多い時で開始から40分が経過した午後8時40分ころ、視聴者数が128万人以上を記録するなど世間の人々から大きく注目されている手越さんですが、
その一方で、その記者会見の内容は視聴者の間で賛否両論の声があがっており、
ネット上では「手越くんらしい会見だった」「あんなに喋れるんだ」といった肯定的な意見や、
「自分の話しかしてない」「何が言いたいのか分からない」といった批判的な意見など、様々な意見が飛び交っていたようです。
そこで手越さんの先輩であった中居さんは、手越さんの記者会見の様子についてまずは手越さんをフォローする形で「手越の会見はガイドラインもないし、事前にリハーサルもできない。そんな取返しのつかない場面での会見は荷が重いのかな」と分析し、記者会見の難しさを語り、
その理由としてネットの動向を挙げ、「本来は双方の話を聞いてから火炎ビンなんですけど、手越の話だけを聞いて炎上してしまった。本人は燃え上がった炎(炎上)を消すためにアップアップだったし、しんどい会見になったと思う」と語ったのです。
さらに手越さんの場合は、”手越キャバクラ”などといった批判的な報道により、さらにハードルを上げることになったと指摘。
『週刊文春』による複数の報道を「不審火」と形容し、「普通は組織が火消しする(鎮火させる)けど、ちょっと漏れちゃうと、ネット民が火炎瓶を投げ込んで燃え上がっちゃう」と話した中居さん。
その上で「本来ならば組織の中で火を消すことを願って協力するんですけど、一回火がブワッと燃え上がっちゃうと中々消えない。見出し、一稿(だけ)をみて、火炎ビンを投げ込むのはちょっと待ってほしい」と、世間の人々に呼び掛けたのでした。
自身の退所会見では、記者との空気感をうまく作り、明るい雰囲気で行われたことで評価の声が多数上がっていたが、やはり手越さんの場合は「荷が重い」と指摘した中居さん。
非常に的確な指摘で、どの出演者よりも例えが上手だったような気がしますね。
この中居さんのコメントを受けて一部の視聴者からは、「中居さんの話を聞くと見方が変わる」「確かに鎮火するので精一杯だよね」といった声があがっていました。
また、タレント本人の意見を聞かないまま行われる批判についても、「本当にそう。両者の話をきちんと聞くべき」「両方出揃っての批判じゃないと筋が通らない」などと、中居さんのコメントに賛同する視聴者も多かったようです。
世間からは厳しい声もあがっている手越さんの記者会見。しかし、中居さんのようなスタンスで考えてみると、「その通りだな」と納得できるような部分もありますね。
いずれにしても、中居さんの先輩らしい温かいコメントに深い愛を感じましたね…。