新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、必要以上に他人にマスクを着用することを強要する「マスク警察」が社会問題と化していますが、これに対し、脳科学者の茂木健一郎が6月22日のTwitterにて「マスク警察」に物申しているものの、フォロワーの間で賛否両論が相次いだようです。
茂木健一郎プロフィール
本名: 茂木健一郎
生年月日: 1962年10月20日
出身地: 東京都
身長: 171cm
血液型: O型
茂木健一郎が「マスク警察」に忠告も…?
ここ最近、「自粛警察」に並ぶように「マスク警察」というワードがトレンド入りしていますが、外出先でマスクをしていない人に対し口頭での注意、ひどい時には唾を吐きかけるといった行き過ぎた行動をする「マスク警察」たちに対し、茂木健一郎がTwitterにて忠告しています。
マスクについては、それぞれの人の体調、体質、ご事情があるんだから、あまり他人に強制するのもね。。他人に対する配慮という「心のマスク」を、マスク警察の人にこそつけてほしい。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) June 21, 2020
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茂木健一郎いわく、マスクをするにしても「人によって事情があるため強要するべきではない」といった立場のようですが、何よりも「心のマスクを着けてほしい」と呼び掛けています。真夏に近づくにつれ、マスクをするにも熱中症になる可能性も否めないため、他人に強要するというのはやはり違いますよね。
フォロワーから賛否両論?
このような茂木健一郎のツイートには「同意です」と共感する声も多い一方、それでも「人混みの多いところではマスクをするべきではないだろうか?」といった否定的な声も少なくありません。マスクができないのが個人により事情があるとしても、それを他人が察するのは現実的に考えて難しいといったところでしょうか。
現在、厚生労働省が熱中症対策のために「屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合には、マスクを外す」といった呼びかけをしていますが、日常生活においてマスクの付け外しを徹底するのはなかなか難しいところがありますね。とはいっても、もしマスクをしていない人が近くにいたとして、それがどうしても不快だからといって必要以上に攻撃をするというのは適切な行動ではないのは確かです。
まとめ
このように、「マスク警察」たちに「心のマスクを着けてほしい」と忠告した茂木健一郎ですが、それでも「マスクをつけない人達は常識ないと思う」と受け入れ難い方も少なくないようです。真夏が近づくにつれ、熱中症のリスクも高まっていく中、マスクができなくとも人との距離を取ったりするといった各自予防を徹底していく必要はいまだありそうです。