2015年にテレビ朝日系列で放送された金曜ナイトドラマ「民王」で一気にブレークした高橋一生さん。2016年、2017年と最もブレークした俳優に選ばれ、今やテレビで見ない日はないほどの人気俳優にまで上り詰めました。そのスケジュールは3年先まで埋まっていると言われるほどの人気ぶりですが、実は彼には弟がいるということが最近になって明かされました。しかもその弟は最近人気が出てきたとあるバンドのボーカルでした。
高橋一生の壮絶な生い立ちとは
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色っぽい声と仕草で人気の高い高橋一生さんですが、東京都赤坂に生まれ育った彼は、実はとても壮絶な生い立ちであることが最近になって明かされました。母親が2度も再婚し、父親の違う弟が4人もいるのです。最初の父親とのあいだに産まれたのが長男である高橋一生さんです。1度目の再婚で次男と三男が、2度目の再婚で四男と五男が産まれています。つまり5人兄弟の中で高橋さんだけが唯一全員と父親が違うのです。
母親はお金遣いが荒く自由奔放な人だったようで、高橋さんはほとんど祖母の家に預けられていたと言います。そのため高橋さんは大のおばあちゃん子で、子役として児童劇団に入ったのもおばあちゃんを喜ばせたいからという理由でした。売れない間もずっと俳優業を続けていたのは亡きおばあちゃんに見せたいという思いがあったからかもしれません。
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母親に替わって弟たちの面倒を見ていた高橋さんですが、母親にお金の無心をされることに嫌気がさして10代の終わりに家を飛び出します。その後10年ほど折り合いが悪かったそうですが、母親がガンを患い入院した際に三男から連絡をもらい、亡くなる間際にようやくわだかまりを解くことができたと言います。
高橋一生さんの影のある佇まいや溢れ出る色気は、そういった壮絶な生い立ちによるものなのかもしれません。
高橋一生の弟はあのバンドのボーカル
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高橋一生さんには4人の弟がいますが、母親が亡くなる間際に高橋さんに連絡をしたという三男が実はとある人気バンドのボーカルだったのです。そのバンドとは、近年人気が急上昇しているネバーヤングビーチです。これまでお互いに明かさずに来ましたが、2017年になって高橋一生さんの生い立ちとともに公表され大きな話題となりました。
ネバーヤングビーチとは、高橋一生さんの弟である安部勇磨さんをボーカルに置くロックバンドです。2015年にインディーズデビューしましたが、2017年に満を持してメジャーデビューしました。ボーカル兼ギターの安部さんを筆頭に5人のメンバーで活動しています。ロックバンドファンの間でじわじわと人気に火がつき、メジャーデビューしたことで一気にその名が知られることとなりました。
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兄である高橋一生さんとは、顔はさほど似ていないように思われますが、実は子役時代の高橋さんの写真と比べると驚く程に似ています。やはり兄弟なのだと感じさせる似方です。高橋一生さんは声がいいことで知られていますが、ネバーヤングビーチの安部さんも声がいいとファンの間では評判です。2017年、高橋一生さんが出演する資生堂のCMの挿入歌をネバーヤングビーチが歌うことになり、ついに兄弟の共演が果たされることとなったのです。
まとめ
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高橋一生さんの生い立ちは、実はとても壮絶なものでした。父親の違う4人の兄弟たちの面倒を今も見ているといいます。その兄弟たちのひとりが、近年人気が急上昇しているネバーヤングビーチのボーカル兼ギターの安部勇磨さんでした。2017年に化粧品のCMで初共演を果たしましたが、今後、高橋一生さんが出演するテレビドラマの主題歌をネバーヤングビーチが担当するなどの共演が当たり前に見られるようになるかもしれません。