癖がある、湿気が多いと広がる、とにかくまとまらない!などなど悩みの多い髪質をどうにかしたくてせっかく縮毛矯正したのに、まっすぐ過ぎてなんだか不自然な気がすると思ったことはありませんか?そんな時には、ヘアアレンジでかわいくナチュラルに変えてしまいましょう。縮毛矯正した後は、ヘアアレンジがしにくいと思いがちですが、実は癖がなくなった分まとめやすくなるんです。ただし、アレンジをする場合には、縮毛矯正した後に髪がしっかりと安定するまで二日くらいは何もしないでおきましょう。
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◼︎ショートヘアからミディアムヘアまでの髪型とアレンジ
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まずはレイヤーのあるショートヘアですが、縮毛矯正しているとどうしてもボリュームがなくなってしまいます。トップにボリュームを持たせるようにすると全体的にふんわりとするので、大きめのカーラーで根元からしっかりと巻き、髪を立ち上がらせるようにします。メイクをしている間だけでもカーラーを巻いておくと全然違いますよ。ホットカーラーを使うと短時間で仕上げることができて便利です。熱伝導率の高いカーラーでもいいですね。もう少し髪にナチュラル感を出したいと思ったら、毛先に動きを出すとより自然な仕上がりになります。ショートヘアでは、ボブも素敵です。こちらもやはりまっすぐ過ぎるとぺったりとしてしまいますので、毛先をカールさせるとまとまり感がアップするだけでなくナチュラル感も出せます!大きめのカールにすれば、ボリュームのあるガーリーヘアが完成します。ミディアムヘアの場合でも、同じようにボブかストレートを少しアレンジするだけで自然に見える髪型になります。ショートヘアの時と同じように毛先をカールにするか、髪の表面に少量のワックスをつけて手でくしゃっと握って空気を含ませるようにすると、ナチュラルな動きが出ます。ヘアカラーも、ブラウン系で明るめにすると、フェミニンさが増してやわらかく自然な感じになります。
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◼︎ロングヘアの髪型とアレンジ
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ロングヘアは縮毛矯正すると、全体的にまっすぐ過ぎて自然に見せるには扱いが難しく感じます。しかし、実際にはそんなことは全くなくヘアアレンジの幅も広がりやすいんです!まずは自然に見える髪の乾かし方ですが、髪の根元を立ち上げるように持ってドライヤーを当てたら、毛先は指でくるくると回しながら乾かしていくとエアリー感が出てふんわりと仕上がります。あまりきっちりとした動作をしなくても、なんとなくふんわりとさせるイメージで大丈夫です。縮毛矯正によって癖が抜けているので、大雑把にやったとしてもうまくまとまります。縮毛矯正をすると全体的なゆるいふわふわカールは無理なのでは感じる人もいるかと思いますが、むしろ矯正後のほうがツヤが増して美しく見えますし、ちゃんとふわふわカールができますよ。ヘアアレンジで編み込みやまとめ髪をした場合でも、耳の前の髪をルーズに出しても縮毛矯正した後なら、清潔感のあるルーズさがでて抜け感のあるナチュラルな雰囲気になります。おくれ毛も不潔な感じではなく、大人の色っぽさが演出できます。前髪は眉上の短めにするとキュートに仕上がりますし、長めで斜めに流すとセクシーさを出せます。顔の周りにレイヤーを入れて、カールを一回にしてボリュームを出すと、小顔効果とデカ目効果の二つを出せちゃいます。
◼︎まとめ
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縮毛矯正で不自然な髪型に見える気がするけど、毎日自分で自然に見えるようにスタイリングするのは面倒!という人には、思い切ってパーマをかけてしまうのも一つの手です。癖も直したいけど、自然な動きも手っ取り早く出したい!という人にはおすすめです。たとえ髪がまっすぐになり過ぎても、髪の乾かし方やちょっとしたスタイリング、ヘアアレンジなどで簡単にナチュラルな髪型にすることができますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。