「自分の顔がもう少しイケメンだったら」誰でも一度は思うのではないでしょうか。多少イケメンな人でも自分よりさらにイケメンな人を見て同じように思ったことがあるはずです。それ自体は悪いことではありません、それは向上心の表れでもありますから。しかし現実は整形でもしない限り顔を急に変えるというのは無理な話、しかし首から上で唯一自由に変えられる部分があります。それが髪型です。顔がそのままでも髪型を工夫することで少しでも雰囲気をイケメンに近づけることは可能です。とくに日本人なら一度は外国人のような軽やかでエレガントな雰囲気に憧れるでしょう。
イケメンヘアの特徴「長めの前髪」
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まず実際にイケメンがよく取り入れている髪型を参考にして見ましょう。イケメンの髪型と聞けばある程度の共通イメージがあるはずです。少なくとも丸坊主やマッシュルームカットなどはイメージしないと思います。もちろんそれらも似合う人がやれば格好いいのですが、ここで言っているのは特定の人に似合う髪型ではなく、多くの人にイケメン象として広く浸透している平均値の話です。例えば、多くのイケメンは前髪が長めだったりしないでしょうか?それにはきちんとした理由があります。
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例えば、マスクをした女性が目元しか見えていないにもかかわらず可愛いく見えたことはないでしょうか?実際は顔の半分以上が隠れているのに判断できるわけがないのですが、にもかかわらず可愛く見えてしまうのいうのは、人の脳には見えない部分を想像で補おうとする働きがあるからです。それも隠れている部分をわざわざ不細工にイメージしたりはしません、多くの場合良くイメージするものです。これはイケメンの前髪にも同じことが言えます。そしてこれは外国人風にもつながる要素です。つまり多くの日本人に共通する、外国人と比べて目元の堀が浅い、目と眉の距離が遠いという相違点を前髪で隠すことでカバーしているのです。流石に目が完全に見えなくなるほど伸ばしてしまうと重すぎるかもしれませんが、最低限眉が隠れるくらいの長さは欲しいところです。
外国人風ヘアの特徴「ゆるいパーマ」
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次に外国人の髪型を参考にしてみましょう。外国人にも多くの人種がいますが、ここで言っているのは多くの日本人が憧れるような、セクシーな欧米人やエレガントなヨーロッパ圏のイケメンをイメージするのが良いでしょう。ここでもまた共通イメージというのが大切になってきます。多くの方がイメージするイケメン外国人はゆるいパーマヘアではないでしょうか?決してパンチパーマのようなキツイものではなく、カールの大きなパーマです。例えばパリの街を颯爽と歩く洗練された大人の男性だったり、ロンドンの街角に住む素朴な好青年だったり、イメージは人それぞれでしょうが、少なくともそれらを完全な直毛としてイメージする方は少数なはずです。ですから自身の髪型を外国人のイメージに近づけたいのであれば、素直にそれに習うのが近道です。
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ただ注意が必要なのが、パーマ初心者にありがちな「おばちゃんパーマ」みたくなってしまうことです。このような失敗を避けるのに手取り早いのは若い男性の髪型が得意なヘアサロンにお願いすることです。具体的には頭頂部のパーマを一番キツく巻き、下に向かうにつれゆるめに巻いていくとそういった印象は緩和されます。理想はより外国人に近づけるべくカラーも明るめをチョイスしたいところです。茶髪程度ならハードルも高くないでしょう。本格的に金髪を目指すのなら注意が必要です。あまり黄色っぽい金髪だと、わざとらしく染めた感が出てしまって安っぽいですから、自分でやるよりは自然なブロンドを目指すようスタイリストさんにお願いするのが無難です。
まとめ
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多くは男性は、イケメンの髪型が格好良く見えるのは、やってる人がイケメンだからだと思ってはいないでしょうか?ましてや外国人風なんて自分には似合わないと。しかし事実は逆です。イケメンは髪型を工夫することによってよりイケメンに見せているのです。確かにイケメンでなくては似合わない髪型もあるでしょう。しかし日本人の欠点をカバーする程度の工夫なら、なにも特別なイケメンでなくとも印象を改善することは十分に可能です。とくに上記を抑えれば外国人風メンズヘアにより近づけるでしょう。