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髪のアレンジに欠かせないヘアピン。ハーフアップにしたり、お団子ヘアにしたり、後れ毛を止めたりと、地味ですがとっても役立つアイテムです。ほとんどの女性は使ったことがあるのではないでしょうか?実はこのヘアピン、正しく使えてない人がとても多いんです。使い方を間違えると、落ちてしまったり、ずれてしまったり思うようにいかなくてイライラしてしまいます。どんなふうに留めればしっかりホールドできるのか、ポイントを押さえて使うと仕上がりに差がつきますよ!
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◼︎ヘアピンの向きや、仕組みに注意
とても多くの人が間違えているポイントは、ヘアピンの上下です。短い方を上にして使っていませんか?実はこれ間違いなんです。ヘアピンは波をうっている方が下側に、ストレートな方が上になるように使うのが正解。正しく使うとしっかり留められます。知らずに使ってホールド力が弱まっていたなんて、もったいない!
次のポイントは、最後までしっかり押し込まないこと。ヘアピンの形はよく見ると、端の丸まっているところに空間があります。端が膨らんでいることで、先端がしっかり閉じる形状になっているんです。しっかり留めようと最後までぎゅっと押し込んでしまうと逆にくずれる原因になるので、最後はちょっと余裕をもたせて挿し込みましょう。髪が留まるのは、輪っかの部分ではなくて、狭くなっている箇所です。
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最後に、ヘアピンは先の方がはじめから開いているので、無理に大きく開く必要はありません。平らな面を留める場合は別ですが、比較的少量の毛をとって留めたほうがよく留まります。頑張ってあまり大きく広げて留めてしまうと、くずれやすくなってしまいますし、広げて挿すのは挿しにくくて大変です。閉じてしまってイライラする事もあるのではないでしょうか?
細かい箇所を留めるのに便利なスモールピンも使い方は同じなので、基本的なしくみをを覚えておきましょう。
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◼︎ヘアピンの差し込み方に気をつけよう
ヘアピンの向きや、差し込む方向を間違えなければしっかり留めることができます。良く使うシチュエーションの留め方をおさえておきましょう。
●ねじった髪を留める場合
ねじれている髪の最後の部分にヘアピンを垂直に差し込み、地肌に着いたら倒して頭皮のラインに沿って肌を滑るように止めていきます。ねじったラインに沿う向きにピンを運ぶのがポイントです。止めたい箇所とねじった髪の毛を両方挟むようにして留めます。
●お団子を止める場合
好みの位置でお団子を作ったら、ねじった毛先に縦にピンを差し込み、地肌に着いたら、横に倒し内側の根元に押し込みます。地肌近くの髪にしっかり留めます。
●縛った結び目を隠したい場合
巻き付けた髪のはしを、頭に対して垂直にピンではさみます。地肌に当たったら倒して結び目に差し込みます。
●髪を耳にかける場合
ピンの先を開きます。地肌に沿ってピンを滑らせ、途中から少しピンを浮かせ、そのまま押し込みます。差し込んだ後は上側のピンだけを持つようにするとうまく髪の表面を押さえられます。
なかなかできない時は、毎日ちょっとだけ練習してみるとあっという間に上達します。感覚をつかめば、見えない個所でも上手く使えるようになります。
※ピンが落ちてしまう方は、ワックスをなじませたり、スプレーを使ってから止めるのがオススメです。
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◼︎まとめ
意外と知らないヘアピンの使い方。一度試してみて下さい。ヘアピンは使い方をマスターすればとっても便利な万能アイテム!自由自在に使いこなすことができたら、アレンジの幅がぐっと広がること間違いなしです。上手くいかなくてヘアピンを何本もさしてしまったり、何回もやり直してせっかくのスタイルがくずれた~なんて事にならない様に、ポイントをしっかりおさえて、ステキな髪型をキープしましょう!
基本の止め方をマスターしたら、ヘアピンアレンジにチャレンジしてみては?バッテン留めや三角留めなど、手軽に使えるヘアピンをフル活用して、お洒落を楽しみましょう!