7日放送の『サンデージャポン』(TBS系)では、元国会議員でタレントの杉村太蔵氏が出演。
国会議員のボーナスが満額支給される見込みとなり世間から不満や怒りの声があがっているのに対して、
杉村氏が「政治家も頑張ってる」と国民に理解を呼びかけるとネット上では批判が殺到しているようです…!!
国会議員については、議員歳費2割削減を決めたが、ボーナスに当たる期末手当は満額支払われる見込みで、
同番組では国民から「その分補償に回してほしい」と不満が上がっていることを紹介。
ちなみに、昨年12月の期末手当は、国会議員1人あたり約324万円だったことも挙げ、
これに対してタレントで同番組に出演した鈴木紗理奈さんは「腹が立つ」と怒りを見せる一幕も。
この流れに待ったをかけたのが杉村氏だったのです。
杉村氏は、「お医者さんの給料をカットしようとは誰も思いませんね」と言い放ち、
「それは本当に一生懸命やって頂いてるし危険な思いをされてる。同じようにやっぱり政治家もね、頑張ってますから。ちゃんとそれなりの報酬をきっちり確保するっていうのは、これはよろしくお願いします」と、怒りを露わにしている国民に対して満額支給に理解を求めたのでした。
これに鈴木紗理奈さんは「報酬とボーナスは違う」と声を荒げたほか、
共演した元経産官僚の岸博幸氏は「太蔵君、それダメ、絶対ダメ」とダメ出しした上で、
「政治家のボーナスの原資は、国民が払っている税金。その国民が苦しい思いをしている中で、ポーズでもいいから、私はいらないから、それを国民のために使おうと示すのが、本来、政治家のあるべき姿」と持論を述べたのでした。
スタジオからも賛同の声があがってしまうと、杉村氏は黙りこんでしまう場面もあり、
国会議員の「ボーナス満額支給」に理解を求めた杉村氏でしたが、視聴者からも批判殺到!!
「政府のコロナ対応は全く評価できない。ボーナス支給は止めてもらいたい」
「一般企業でも賞与は業績に左右される。この状況で満額支給はありえない」
「そもそも国会議員にボーナスなんて必要ない」
「一生懸命やっているとは思えない。とくに批判ばかりの野党にはボーナスを支払ってほしくない」
「寝ている人間もいるし、診断書だして引きこもっている人間もいる。そんな奴払う金があるなら、コロナで苦しむ人に使うべきだ」などと憤りを見せる視聴者も多かったようです。
国民の代表者として活動する国会議員。
しかし、多くの国民らが指摘するように、不祥事やスキャンダルが多いほか、
国会で寝ている人物も確かにいるので、このような状況で満額支給に理解を求めた杉村太蔵氏に理解を示す人は、極めて少なかったのでしょうね…。