これまで‟美女タレントのオスカー”と業界では称され、人気モデルや女優が多数所属していたオスカープロモーション。昨年12月に忽那汐里さんが退社すると、その後に続き、半年足らずで岡田結実さん、米倉涼子さん、ヨンアさんも退社。人気タレントの流出が止まらない状況となっており、さらに4月いっぱいで人気モデルの長谷川潤さんが退社していたことが報じられました。

そんななか、将来を期待されながらも最近は露出が減っていた福田沙紀さんが再びプッシュされ始めているようです。

福田さんといえば、2004年に『第10回全日本国民的美少女コンテスト』の演技部門で選ばれ、同年のTBS系ドラマ『3年B組金八先生』の生徒役で女優デビューしています。

2007年放送のフジ系ドラマ『ライフ』でヒロインをいじめる役で一気に注目を集め、2008年の映画『櫻の園』では主演を務めました。

2009年には映画『YATTER MAN～ヤッターマン～』で主演の櫻井翔さんと共演。ヤッターマン2号を演じるなど、順調に売れっ子女優の仲間入りをしたと思われましたが…

しかし、初主演映画『櫻の園』が大コケ。また櫻井さんと共演したことが原因だったのか、このころからネットの書き込みには《性格が悪い》《天狗になっている》といった声が増加。

当時はよく監督やスタッフと「こうしたほうがいいと思う」とディスカッションを長々とし、「段取り悪くない？」といった意見をストレートに言うタイプだったため、スタッフや共演者の中には生意気だと感じた人が多かったと言われています。

また『ライフ』でのいじめっ子役の印象も加わり性格が悪いといった噂が流れたと思われます。

当時の言動を福田さん自身も自覚しているようで、5月24日にはTwitterに次のようなツイートを投稿しています…

《強がって、素直に、ヘルプ！と周りに言えず、全てが敵に見えてしまった時間も多い。自分をコントロール出来ないことが多かった。そう簡単には強くなれない事、そして自分の弱さを痛感するから》

ネットでの批判が増え始めた同時期に武井咲さん、忽那汐里さん、剛力彩芽さんといった“オスカー三姉妹”の台頭もあり、すっかり影が薄くなっていきました。

福田さんの最近の活動はBSや2時間ドラマなどが中心で、露出が減少していた活動期間を経験したこともあり、最近は丸くなったと関係者の間でも評価が高まっているようです。

若くして一気に注目を集めると、チヤホヤされると“自分を中心に仕事は回っている”と勘違いし天狗になってしまうタレントさんは少なくないでしょう。

福田さんも同じ経験をされたのではないでしょうか。最近は仕事に対する姿勢の変化もあり、スタッフへの対応もかなりよく、評判は上々のようです。

もともと演技力には定評があった福田さん。事務所も下手な新人を強引に売り込むよりは再び看板タレントとして売り込もうと強化しているのではないでしょうか。

5月23日からYouTubeで公開している完全リモートドラマ『私は誰ですか？』ではヒロイン役を務めており、仕事を選ばずに、出来るところから着実にステップアップさせようという意向がみられます。

今後は活動の幅を広げ、地上波ゴールデン帯のメインキャストに登場する日が来るよう願いたいものですね！