ドラクエといえば、長年人気を誇っているロールプレイングゲームです。ファミコンの時代から存在しているゲームなのでプレーした記憶がある大人も多いと思います。そんなドラクエにはいろんな裏設定や都市伝説があるのをご存知でしょうか?
呪文に関する怖い都市伝説
ドラクエといえば、いろんな呪文が存在しています。その呪文は「どこからアイデアを持ってきたのか?」と思うような不思議なものばかりです。そんな呪文の中でも「未来を予言していたのではないか?」と噂になっている都市伝説があるのをご存知でしょうか。それは、【てろりすとはいじやつくでてろおこすこわい】です。
写真: ghibli-tosidensetu.com
これは、かつてアメリカで起こった同時多発テロの9.11を彷彿とさせます。一体なぜこのような呪文が設定されているのかは未だに謎です。子供の頃、ドラクエにはまっていた人はこの呪文をそこまで深読みすることなく打ち込んでいたと考えるとちょっと怖くなりますよね。
ビアンカを選ばすにフローラと結婚すると…
ドラクエの中で一番有名と言われている裏設定は、ビアンカを選ばずにフローラと結婚した時に起きる現象です。これは、ドラクエ5の中で発生します。ドラクエ5では、「ビアンカと結婚するorフローラと結婚する」がプレイヤーの悩ませ所でした。どちらにせよ、結婚して子供ができると故郷に戻ることになるのですが、「お墓の数が一つ増えている」という現象が起こるのです。
写真: matome.naver.jp
具体的に言うと、ビアンカと結婚した場合はお墓が二つになっているのですが、フローラと結婚した場合はお墓が三つになっています。これは「フローラと結婚する前にビアンカと宿に泊まっている」と増えると言われている都市伝説です。つまり、「この墓は主人公とビアンカの間にできた子供の墓では?」と言われています。その子供の死因は定かではありませんが、深読みするとちょっと怖い裏設定ですよね。
容量の問題で女性勇者は生まれなかった?
ドラクエシリーズは、新作が発表される度にそのキャラクターデザインが注目を集めています。ドラクエシリーズは一貫して男性勇者となっており、女性勇者が起用されたことはありません。実は、ドラクエ3の開発がなされていた時に、キャラクターデザインを担当した鳥山明さんは男女の主人公をデザインしていたという話があります。
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そして、男性の勇者を選ぶのか?女性の勇者を選ぶのか?をユーザーが選択できる仕様にするという企画が上がっていたそうです。そこでストップがかかったのが、ファミコンのデータ容量の問題。当時のファミコンはテクノロジーがまだ進んでいなかったため、データ容量はかなり厳しい制限があったと言われています。
写真: seiga.nicovideo.jp
男性の勇者と女性の勇者を選べるとなると、話し言葉を2種類設定しなければなりません。しかし、当時のファミコンにはそれを用意するだけの容量がなかったと言われているのです。このタイミングを逃した結果、その後も女性勇者は現れていないと言われています。もしこれが本当だとしたら、今後は生まれる可能性があるかもしれません。期待してみたいところですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、ドラクエにまつわる裏設定や都市伝説をまとめてみました。しかし、今回紹介したのはごく一部。深読みしたくなるようなあらゆる裏設定がドラクエにはまだまだあります。
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ドラクエはロングセラーのロールプレイングゲームなので、もしかしたら今後も新作が発表されるかもしれません。まだまだ新しい裏設定が出てくるかもしれないので、そんな背景も楽しみにしたいところですね!