未だに金八先生第6シリーズは根強い人気を誇ります。特にこのシリーズに出演した女優、俳優陣が豪華だということも話題を呼び、放送時と現在の活躍が気になる方も少なくありません。今回は主要人気メンバーの今と昔の姿を比べて見たいと思います。
性同一性障害というタブーを演じた上戸彩の出世作?!
1979年から2011年まで続いた、まさに日本のドラマを渡る世間は鬼ばかりと共に牽引したのが、3年B組金八先生。小さかった子供が金八先生の教えを仰ぎ、そしてその生徒と共に成長するという、まさに見て学ぶ教科書的ドラマでした。その中でも特に社会現象を生んだシリーズが言わずもがな、第6シリーズでしょう。性同一性障害という、重すぎるテーマ。鶴本直という心は男、体は女の子という大変難しい役柄を演じたのが、米倉涼子の後輩女優上戸彩。画像①。
写真: www.tbs.co.jp
今でこそEXILEのhiroと結婚し1児の母となった上戸彩ですが、まさにこの金八先生第6シリーズが彼女の女優人生の原点になったと言っても過言ではありません。この出演が功を奏し、ゴールデンアロー賞、そして最優秀新人賞を獲得するのです。その後は映画あずみや、ソロシンガーデビューなど、幅広い活躍を見せ、国民的女優へと変貌していくのでした。また2011年の金八先生ファイナルの際は、上戸彩が出演せずに、多くの視聴者をがっかりさせたことは記憶に新しいですね。画像②
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男子生徒役を演じた斉藤祥太の今が気になる!
斉藤祥太に斉藤慶太、正直この2人の違いが分からない!という方も多いと思いますが、金八先生第6シリーズに出演していたのは双子の兄の方の、斉藤祥太です。金八先生第6シリーズの役柄は、不良の兄を持つ男子生徒役という微妙な役柄でしたが、イケメン過ぎる双子俳優としてニョキニョキと俳優としての頭角を表していきます。画像①。
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彼の代表作はキッズ・ウォーやタッチなどですが、最近の活躍は若干下火になっている様子。演技の世界とは厳しいもので、いくらイケメンで人気があっても、時に残酷な試練を与えることもあるのです。彼らのブログや出演バラエティ番組でも語られましたが、芸能の仕事がない時は解体工事現場に趣いたり、トラックを運転したりしながら、ガテン系で頑張っているそう。小さな頃から芸能界に足を突っ込んでしまうと、普通の仕事は出来なくなる!そんなパターンも少なくありませんが、斉藤祥太ならその点は問題なさそうですね。画像②
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金八先生第6シリーズに出演したあのジャニーズJrはどうなった?
金八先生第6シリーズのヒロイン鶴本直の良き理解者であった長谷川賢を演じていたのが、あのジャニーズJrでした。加藤成亮、金八先生で長谷川賢を演じていた頃はこの名前でした。どこかで聞いたことがあるという方も多いと思いますが、彼は後のNEWSのメンバーとして活躍することになるのです。
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なんだか前述の上戸彩に斉藤慶太もそうですが、この第6シーズンをステップに一花咲かした女優、俳優さんって多いんですね!さて長谷川賢こと加藤成亮はNEWSで華々しくデビューするものの、山下智久や錦戸亮の陰に隠れてしまい、なかなか存在感を示せずにいました。そんな時、加藤成亮から加藤シゲアキに改名し、そして誰もが予想も出来なかった小説家デビューを果たすのです。
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彼の処女作でありそしてヒット作となったピンクとグレーは、映画、漫画化もされ、現在は台湾やマカオなどの中華圏でも出版され、彼の代表先となっています。金八先生で優等生役を演じ、そして今はジャニーズに籍を置く人気作家先生。う~ん、人生とは分からないものですね。
まとめ
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今回は金八先生第6シーズンの主要3メンバーの過去と今について調べてみました。しかしこの第6シーズン、この他にも本仮屋ユイカや中尾明慶や辻本祐樹なども出演しており、まさに超豪華メンバーによるシリーズだったんです。それぞれの生徒が皆、芸能界で輝かしい功績を積んでいる訳ではありませんが、これからも金八先生の顔に泥を塗らぬような活躍を見せて欲しいと思います。