イメチェンを考えたときに、ひとつの選択肢がアッシュ系のカラーにするということ。今回はアッシュにしようと思い立った人が、何に気を配るべきなのかを詳細に書いていきます。

そもそもアッシュとは？

よく耳にするアッシュを具体的に説明できる人は少数かもしれません。ぼんやりと理解している人がほとんどでしょう。アッシュは灰色のことです。アッシュの灰色は鉛色やねずみ色といったカラードグレイのことになります。ヘアカラーのアッシュは、基本的に「くすんだ灰色」と覚えておきましょう。

写真: pinky-media.jp

日本人の黒髪は欧米人と比較してカラー剤が浸透しづらいと言われています。どうしても赤みがかってしまうため、捕色効果のある青色を使うことが多いようです。アッシュと言っても、その人が持つ固有のヘアカラーが存在するため、染まり方は十人十色。色味が各々変わって当たり前だと思っておいた方がいいでしょう。

メンズに圧倒的に人気を誇るアッシュグレー

日本人の大半はユーメラニンという色素を髪の毛に含有しています。黒髪の人はユーメラニンと覚えておきましょう。欧米の人達はフェオメラニンという色素を持つ人が多く、そんため金髪であったり赤毛であったりするのです。欧米人の髪質の方がアッシュカラーにしやすいのは紛れもない事実です。前記したように日本人の場合、黄色や赤色を色濃く残す髪質なのです。

写真: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

本当にアッシュっぽさを出したいのなら、ブリーチは必須。一度のブリーチだとまだまだアッシュグレーにはならない人もいます。二度のブリーチは髪の毛を痛める可能性が大ではあるものの、色味はしっかりと出せます。ブリーチのデメリットは髪を傷める以外に、色抜けが早いというのが挙げられます。

写真: www.google.co.jp

必然的にキューティクルを傷つけてしまいますので、色が抜けていくのです。もしそれを防止したいのなら、色落ちしづらくなるシャンピーやトリートメントが販売されいますので、そちらを購入するようにしましょう。

アッシュブラウンの種類

アッシュブラウンにしたい人は、基本的にアッシュグレーで記したことを参考にしていただけると良いでしょう。ブリーチなども基本的に同じと考えて問題ありません。一口にアッシュブラウンと言ってもいくつか種類がありますので、まずはそちらを頭に入れておきましょう。柔らかい雰囲気を出せるものもあれば、かなり明るめのものもあります。派手にしすぎると職場で注意されてしまうという環境にいる人は、ロートーンのアッシュブラウンがおすすめ。point 219 | 1

写真: www.google.co.jp

落ち着いたヘアカラーは大人の女性にぴったりです。人気が高いのはグラデーション。低めのアッシュブラウンからゆっくりと明るくなっていくオシャレを楽しむ人が急増中。こちらは年代問わず人気と言えます。外国人に強い憧れを持っている人は、パレイヤージュアッシュに挑戦してみてはいかがでしょう。メッシュグラデーションをランダムに入れることで、周囲と差をつけちゃいましょう。

まとめ

髪の毛の色を変えることは、最も手軽な気分転換かもしれません。例えばこれから暖かくなっていく季節にはちょっと派手めのイケイケアッシュで攻めてみたり、または寒くなる時期にさしかかるとロートーンに変えてみるなど、その楽しみ方は千差万別。大胆なものから少しの変化まで、自由自在なのがアッシュカラーの魅力と言えます。

写真: www.beautynewstokyo.jp