洗い流さないトリートメントは髪の保湿、ダメージケアに便利ですが、正しい使い方をしないと逆効果になるかもしれません。人気商品で効果の高いものでも、間違った使い方をすると髪が傷み毛穴に詰まることもあります。正しい使い方を押さえてくださいね!
洗い流さないトリートメントには4種類ある!
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人気の洗い流さないトリートメントですが、実は4種類にカテゴライズできます。個別の人気商品やその使い方を見る前に、まずは種類について把握しておくことが重要ですよ!洗い流さないトリートメントは大きく分けると、オイル系、乳液系、ミスト系、スプレー系に分けられます。使い方はどの種類でもそれほど変わらないのですが、使用目的が異なります。まずオイル系は紫外線や熱によるダメージから髪を守るために使用します。次に乳液系は髪の保湿やスタイリング剤代わりに使うのが一般的。ミスト系は寝ぐせ直しや髪の保護、保湿が可能で、べたつかせず軽く使用するイメージ。スプレー系もミスト系に近く、お出かけ前に軽くスプレーすることでダメージから髪を守り、同時に栄養を与えます。まずはこの4種類を把握することが重要です。
洗い流さないトリートメントの使い方は?タイミングも重要
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洗い流さないトリートメントの種類を把握したところで、次に使い方とタイミングがポイントになります。先ほどそれぞれの種類の目的を紹介しましたが、その目的に応じて使用タイミングが変わります。しかし、どの目的で使用する場合であっても、「お風呂上り」か「スタイリング前」の二択に分けられますよ。お風呂上りに使用する場合は、タオルドライを行い髪が乾いたタイミングで使用します。スタイリング前に使用する場合は、ドライヤーやアイロンを使用する前に付けるとスタイリングによるダメージも防げます。保湿目的ならお風呂上り、ダメージバリアが目的ならスタイリング前、といった使い方が基本です。
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そして、どの種類の洗い流さないトリートメントをどのタイミングで使用する際にも共通する注意点があります。それは、髪の根元、頭皮に付けないことです。洗い流さないトリートメントも含めてトリートメントは髪をケアするものです。頭皮ケアするものではありません。中には頭皮ケアのための商品もありますが、それは特殊な商品になります。普通の洗い流さないトリートメントを頭皮に付けると、皮脂とくっついて毛穴が詰まる原因になるので、なるべく頭皮や髪の根元は避けて使用するよう注意してください。
結局どの種類が人気なの?商品が多くて困る
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洗い流さないトリートメントの商品はいろいろあるので、どの商品を選んで良いか迷う方も多いのではないでしょうか。具体的な商品は通販サイトのランキングを見て頂くのが良いですが、その前に商品を選ぶポイントが重要になります。先ほど4種類の洗い流さないトリートメントについて説明しましたが、それを踏まえた上で目的に合った商品を選ぶ必要があります。そして、結論から言うと、オイル系の商品がもっとも売れています。
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洗い流さないトリートメントは保湿やダメージ補修目的にも使用できますが、それよりはスタイリング兼ダメージバリア機能に期待して使用する人が多いからです。髪のダメージがもともと蓄積している人は寝るときに洗い流さないトリートメントを使用するかもしれませんが、基本的にはお風呂で洗い流すトリートメントを使用すれば十分ケアできています。寝ている間に髪にいろいろ付けすぎると頭皮に付着してしまう、かえって髪にダメージを与える、といったデメリットもあるので、それも踏まえて商品を選ぶ必要があります。
まとめ
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洗い流さないトリートメントの種類・使い方・タイミングについて紹介してきました。具体的な商品を見る前に、4種類の洗い流さないトリートメントについて知って、そのうえで自分の使用目的をはっきりさせることが重要ですね。目的が間違えていたり、使用方法・タイミングを誤るとかえって髪にも頭皮にもデメリットを与えてしまう可能性があります。正しい使用法で髪をケアしてください!