コスメパーマは施術時間も短く、髪へのダメージが少なく、同日にカラーリングまでできるのでパーマをかけてカラーリングまでしたい方にはうってつけですが、コスメパーマの「もち」は一体どの程度なのでしょうか?
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コスメパーマとデジタルパーマの違いは?
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コスメパーマとデジタルパーマは違います。コスメパーマは化粧品をもちいてパーマをかけ、デジタルパーマは薬剤と熱の力によってパーマを作ります。デジタルパーマ専用の機械では、ロッドに一本づつ熱を加えてパーマをかけていきます。薬剤と熱と機械が合わさる事によって「もち」は非常に長くなるので、一回の施術で長くパーマをかけていたいのであれば、デジタルパーマがオススメです。ただしデジタルパーマは施術の時間が長く、2時間半は見ておかねばなりません。
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コスメパーマは髪質によって上手く仕上がらない人もいますが、デジタルパーマは、どんな人でもスタイリングしやすいパーマをかけられます。対してコスメパーマは「もち」に関していえばデジタルパーマほど長く持ちません。デジタルパーマは3ヶ月から8ヶ月の「もち」を持っていると言われていますが、コスメパーマは元々ウェーブもそこまで強くだせないため効果は短くなってしまいます。やはり髪のダメージが少ない分「もち」の部分も少なくなってしまうようですね。
コスメパーマは保湿する事でウェーブを強調できる
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コスメパーマは、濡れている状態だとウェーブが1番強くでるという性質を持っています。この声質を活かして髪をセットする時には一度髪の毛を濡らし、洗い流さないトリートメントなどをつけて、保湿してあげて自然乾燥させるとウェーブを維持したままスタイリングする事が可能です。デジタルパーマはこの逆で、乾いた時にウェーブが強くでる性質を持っています。ドライヤーで乾かしながらねじったりコテを使うことで、ウェーブを出すことができます。コスメパーマであってもデジタルパーマであってもパーマの「もち」を長くしたいのであれば、あるアミノ酸系のシャンプーを使い、ドライヤーの熱で髪の毛にダメージを与えないように注意しながら髪の毛を乾かしましょう。
コスメパーマはダメージが少ないのがメリット
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コスメパーマは髪の毛に与えるダメージを、薬剤のパーマと比べるとかなり少なくすることができます。髪の毛はできるだけ痛ませたくない。髪の毛のダメージを与えるのが嫌だ。と思っている人が多く利用するのは、このダメージの少なさも人気の秘訣となっているのでしょう。ただダメージを少なくすることはできるけれど、ダメージゼロという訳にはいかないようですね。また髪質によってはコスメパーマをかけられない人もいるので、ダメージが少ないからコスメパーマを選んだのに、満足いく仕上がりにならず、無駄にダメージだけ与えてしまった。という残念な現象が起こる事もあります。美容師さんに髪質を見てもらい、コスメパーマがかかるかどうか、仕上がりイメージなどをついて細かに話して施術をしてもらいましょう。
まとめ
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デジタルパーマは乾く事によってカールやウェーブを出すのに、コスメパーマだと濡らしている方がカールを出しやすいので、スタリングやカールの出し方をデジタルパーマと混合してセットしてしまうと、イメージ通りのカールを演出できなくなってしまいます。コスメパーマが初めてだという方は、パーマがもつ期間やメリットデメリットを理解した上で、施術してもらいましょう。