独り身とは違うから……2人で暮らすとなると、単純計算で今までの倍の生活費がかかります。愛が生活に負けない為には、それなりのやりくりも必要なんです。お金を貯めながら愛を育む、そんな新婚さんの賢い生活の仕方を徹底解剖しちゃいます!
多いの?それとも少ない?新婚家庭の平均生活費用はこれ位!
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総務省統計局が行った調査では、2人以上の家庭の収入は、平均268,802円という結果が出ています。勿論職種や共働きか否かでも異なりますが、一般的な新婚家庭の平均収入は20~25万円の割合は訳3割を占めています。2人で生活するにあたり、この金額は少なすぎないか?と思う方も少なくないと思います。しかし実際2人で新婚生活をしていくと、生活費のやりくりを今まで以上に意識することになり、この額でも十分生活をしていくことは可能です。また15~20万円代のお金で生活をしているカップルも全体の2割を超えており、訳21万円が新婚カップルの平均生活費と算出されています。
新婚カップルの生活費、その内訳はどんな感じ?
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東京や大阪などの大都市は、言うまでもなく収入に対して、支出も多くなっています。生活費の内訳についてですが、こちらは地域性というよりも、個々人の趣味や価値観、生活スタイルによって幅が出てきますね。因みに主な支出の家賃に関しては、約8万円が平均値です。また食品に関しては3~4万円代で抑えている家庭が多く、こちらに関しては主婦の腕の見せ所といったところでしょうか。電気やガス代などの光熱費は約2万円前後の家庭が殆どです。基本家賃、食費、光熱費で世帯辺りの収入の半分以上を占めますが、残りは保険代、携帯料金、駐車場代や交際費が挙げられます。まだまだ支出管理が苦手な新婚家庭では、しばし生活費が足りないと喘ぐ主婦も少なくありません。しかしよくよく支出の内訳を見てみると、携帯料金や交際費などで無駄にお金を費やしているパターンが多く、こちらを見直すだけで、家計にも余裕が生まれるということを付け加えておきましょう。
毎月の貯金のカギを握るのは、節約術と生活スタイルの見直し
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新婚と同時に子育てに入ってしまうパターンは別として、子供が出来る前の新婚時代にこそ、貯蓄のチャンスは多く転がっているものなんです。子供が出来ると養育費に食費、教育費でてんてこ舞いになってしまうので、子供がいない新婚時代から貯蓄のベースの節約術を身に付けることが大切です。まずは自分達の経済性に合った家選びが重要で、月収の約2~3割程度に収まる家賃が1つの基準になってきます。家選びに関しては年に何度も見直す訳にはいきませんし、通年を通じて同じ額を支払う為、自分達の通勤、利便性を考慮しての家選びをしてくださいね。また家賃とともに節約のしがいがあるのは、食費です。食費に関しては極力安いスーパーでまとめ買いをして自炊を徹底することで、かなりの節約が可能になります。また家賃や光熱費、食費の支払いをクレカで一括することで、お得にポイントを貯められることも忘れてはなりません。
家計簿アプリをダウンロードして、家計を管理して上手に貯金を
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共働きの家庭は生活にも若干の余裕があると思いますが、専業主婦の場合だと正直カツカツだという方も多いと思います。時間的に余裕がある場合はパートに出たり、はたまたクラウドソーシングで在宅ワークをすることも、新婚生活のお財布事情を向上させるカギになってくることでしょう。しかし最も根底にある大切なことは、毎日の支出をきちんと管理出来ているかに尽きます。今更家計簿なんてと思う方も少なくないと思いますが、数学が苦手でも、ズボラなあなたでも継続できる方法があるのでご安心を。片手一つで家計簿が簡単につけられる家計簿アプリで、今後のライフプランの構築を図ってみましょう。中には銀行口座との連携が出来るもの、レシートを撮影するだけで収支を計算してくれるアプリもあるくらいです。なんだか難しそうだな、という固定概念をまずは捨て去り、無料の家計簿アプリで賢く節約をしてみませんか?
まとめ
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ラブラブの新婚生活も、お金がなければお互いイライラしてしまいがち。金の切れ目が縁の切れ目にならぬよう、賢い倹約生活を心がけて、心にゆとりのある新婚生活を送りましょう。