即効性のあるバストアップ法として知られている豊胸手術ですが、その即効性とは裏腹に体に及ぼす後遺症などもあります。その事を知らずに後悔する女性も少なくありません。そこで今回はそのリスクや失敗例についてまとめてみました。施術前の参考にどうぞ。
豊胸手術ではどんな方法があるのか
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豊胸手術には基本的に3種類の施術方法があります。それぞれ『ヒアルロン酸注入』『脂肪注入』『シリコンバック豊胸(バッグプロテーゼ挿入法)』の3つです。どの施術方法にも「短期間で胸を大きくできる」という効果がありますが、それぞれにはデメリットも潜んでいることに注意してください。中でも注意しなければいけないのが『施術の失敗』と『術後のデメリット』です。『施術の失敗』についてですが、その施術方法が体に合わず、目に見える違和感が胸に残る場合があります。その場合、その施術は失敗していると考えてください。また『術後のデメリット』ですが、これはそれぞれの施術方法によって体への負荷が重くのしかかる場合があります。全てが同じ後遺症を残すわけではないので、それぞれの特徴を抑える必要があります。そこで3つの特徴と失敗例をお伝えしていこうと思います。
ヒアルロン酸注入の特徴と失敗について
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『ヒアルロン酸注入』とは注射で胸にヒアルロン酸を注入するだけのシンプルな施術で、3つの中でも体に負担をかけにくいものとして行われています。また、術後のケアも短時間で終わるため、ちょっとした豊胸にはピッタリな施術方法でしょう。ですが、これにもデメリットは存在しています。ヒアルロン酸は体内に取り込まれると1~3年で分解してしまうため、時間が経つとバストがしぼんでしまうのです。また失敗例も存在しており、塊で注入されたヒアルロン酸が分解せず『しこり』になってしまう場合があるようです。稀に痛みを伴うため、胸が痛いと感じたら施術失敗だと判断して病院に行くことをおすすめします。また、繰り返し行うと、体内のヒアルロン酸が蓄積されて胸が硬くなる場合もあるのでご注意ください。
脂肪注入の特徴と失敗について
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『脂肪注入』とは余分な脂肪を胸に移植して大きくする施術方法になります。自分の肌を移植するため、自然な胸を作りやすいのが特徴です。また異物が体内に残ることが無いため、比較的体への負担が少ないとされています。この施術方法のデメリットですが、バストアップの限度が決まっているのが大きなデメリットでしょう。というのも、移植できる脂肪分は体内の脂肪の量に左右されるため、脂肪の無い方は大きなバストアップは望めないという事です。またこの施術にも失敗例があります。まず1つ目が脂肪の石灰化でしこりが出来てしまうということ。そしてもう1つが脂肪が胸になじまず死滅し、大きくならないという事です。特に脂肪が付きにくい方は、大きくならない場合が多いので注意しましょう。
シリコンバッグの特徴と失敗について
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シリコンバック豊胸(バッグプロテーゼ挿入法)とは胸にジェル状の内容物が入ったバッグを挿入して大きくする施術方法になります。ヒアルロン酸注入や脂肪注入と違い「理想的な胸の形」を実現しやすいのが特徴でしょう。その自由さと引き換えに、大きなデメリットも存在します。他の2つとは違ってメスを体内に入れるため、とにかく体への負担が大きいです。また術後のアフターケアが長いのもデメリットの1つでしょう。この施術方法の失敗例ですが、非常に多くあります。特に多いのがバッグに関する失敗例です。バッグ破損、位置がずれる、バックが胸から出てしまうなど、バッグに関する失敗例は数多くあります。そのため定期的な超音波検査でバッグの状態を確認する必要があるのに注意してください。
まとめ
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簡単にですが3種類の豊胸手術の特徴・デメリット・リスク・失敗例などをまとめてみました。年々豊胸手術の技術は進化しているので、こういった失敗例は少なくなっています。とはいえ少なからずあるのである程度覚悟をしておくと、失敗した際も慌てずに対処できるでしょう。