夫婦別姓というワードを頻繁に聞くけれどどのようなメリットがあるのか知っておきたい夫婦も少なくないでしょう。そこで今回は手続きが楽であるといった夫婦別姓のメリットについて紹介します。
夫婦別姓のメリットは手続きが楽なこと!
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夫婦別姓の最大のメリットは手続きが楽であることです。2017年の日本においては夫婦別姓の制度がなく、結婚をして別の姓を法律的に名乗ることは難しいです。海外では既に導入している国も多い制度ですが、保守的な日本においては今後も夫婦別姓が採用されない可能性もあります。しかし、今現在の若者に関しては夫婦別姓を求む声も多いのが現実です。夫婦別姓を実現するためには婚姻届の手続きをしないことを挙げることができます。婚姻届を出さないで事実婚を実現できるので、手続きの手間を削減することができます。
日本における女性の社会進出の手助けも夫婦別姓のメリットとなる
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日本では今でも女性は家事や育児を男子は外で働くというイメージを持っている人は多いです。しかし、現在の日本では女性の社会進出も重要な課題になっており、社会で多くの女性が働くことが求められます。一方、結婚をしてしまうと相手の姓になるので、働いている女性の中には損を感じてしまう人も少なくありません。例えば営業職をしている女性の中には旧姓で名刺などを配っており、その名前でクライアントの人から覚えられているので、もし結婚をして新しい姓に代わるともう一度覚えてもらい直さなければならないと考える人もいます。また、姓が代わると名刺などの変更手続きもしなければなりません。もし夫婦別姓で事実婚をすれば姓が代わることなく女性は働くことができるので、今までと同様に同じ名字で社会で活躍できます。
お嫁に行くといった昔ながらの考え方を払拭できる
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結婚は女性にとっても人生の晴れ舞台で、皆から祝福されるので憧れを抱く人もいますが、お嫁に行くということにマイナスイメージを持っている人も少なくありません。例えば夫に服従する、彼の家庭に入り彼の家の決まりに沿って家事をこなすといったイメージです。女性が不利なのではないかと思われる人もたくさんいますが、もし夫婦別姓にすることでお嫁に行くというイメージは薄れ、平等に扱ってもらえるので夫婦別姓で事実婚を選択する人も少なくありません。更に夫婦別姓での結婚が日本では当たり前の世の中になれば更に男尊女卑の考え方は少なくなり、男性と女性が平等に扱われるような社会づくりが期待されています。
メリットは女性のプライバシーが守られること
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女性の中には結婚をすると様々な人に報告しなければならないのでその点で不安を感じる人も少なくありません。また、報告によって男性よりもプライバシーが侵害されます。例えば男性は名字が代わることがないため報告しなくても結婚したことが周囲に気づかれることがありません。しかし、女性は名前が代わるので結婚したことが必ず周囲に漏れてしまいます。そのため、女性は周囲の人に黙ったまま結婚生活をすることは難しくなります。もし夫婦別姓で事実婚にすることでプライバシーを守って事実婚生活を送ることができます。
まとめ
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夫婦別姓のメリットについて紹介しました。手続きが楽などたくさんのメリットがあるので、魅力を感じた人も少なくないでしょう。結婚をする時には夫婦別姓で事実婚の生活を考えてみてはいかがでしょうか。