中山美穂さんといえば、十代の頃に芸能界デビューして以来、常に芸能界のトップに君臨する人物です。実に華やかな印象がある中山美穂さんなんですが、本当は壮絶な生い立ちを持っています。この生い立ちを知れば、彼女の印象が変わるかもしれません。
幼い頃に両親が離婚
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中山美穂さんは、物心がついた時から母子家庭で育っています。当初、お父さんについては「死んだ」と聞かされていたようなのですが、本当は中山美穂さんが幼い頃に離婚しているのです。母子家庭で子供を育てるためには、お母さんは懸命に働かなければならないため、お母さんは家を空けることが多かったそうです。しかし、幼い中山美穂さんを自宅で一人にさせるわけにはいきません。そのため、中山美穂さんは親戚の家に預けられる生活を送っていました。それは、幼かった当時の中山美穂さんからすると、なかなか不自由な生活だったようです。しかし、父親のように接してくれた叔父さんの存在もあり、次第にその生活には慣れて行ったようです。
なんと誘拐事件になっていた!
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中山美穂さんは、小学生頃に誘拐事件にあうのいうショッキングなエピソードを持っています。ある日、中山美穂さんに「お母さんの知り合いから迎えを頼まれた」と声をかけてきた人物がいたのです。それは、中山美穂さんの知らない人物だったらしいのですが、その言葉を信じた中山美穂さんは、そのまま車に乗ってしまいます。その時、東京から3時間も離れたところまで連れて行かれたんだそうです。母親は、涙ながらに中山美穂さんの帰りを待ちました。そして、奇跡的に中山美穂さんは帰ってくるのです!このとき、中山美穂さんに特別な危害はなかったようですが、心には大きな傷を負ったとか…、当然ですよね。この誘拐事件は、大人になった中山美穂さんのトラウマになっており、発売したエッセイの中で「この誘拐事件があったから、息子の手を離せない」との旨を発言していました。
母親の再婚で荒れた思春期時代
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幼い頃から母子家庭で育っていた中山美穂さんなんですが、中山美穂さんが思春期に入ったころ、お母さんが再婚することになりました。知らない男性と一緒に暮らすのは、思春期の中山美穂さんには馴染めなかったようで、「帰る家がなくなった」と感じたそうなんです。それがきっかけで、中山美穂さんは荒れるようになります。もしかしたら、「親戚の家に預けられていた方がまだ良かった」と思っていたのかもしれません。きっと、心の中では、母親の再婚を祝福していたとは思うのですが、複雑な心境だったんでしょうね。
荒れていた時期にスカウトされて芸能界デビュー
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母親の再婚をきっかけに荒れた生活を送っていた中山美穂さんは、原宿を歩いていた時に、スカウトマンに見出されて芸能界デビューすることになります。中山美穂さんは、幼い頃から歌うことが大好きで、歌手に憧れていたそうですから、これは願ってもいないチャンスだったんです。このようにして、思いがけず夢を果たした中山美穂さんは、デビューするとあっという間にブレイクし、華やかな人生を送るようになります。
まとめ
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このように、なかなか壮絶な生い立ちを送っている中山美穂さんなんですが、芸能界デビューをきっかけに人生は大きく変わりました。人の人生って、どこで変わるかわからないものですね。中山美穂さんは、その後、辻仁成さんと結婚して子供を授かりますが、後に離婚しています。しかし、中山美穂さんの活躍ぶりは持続されているので、今後も素敵なお芝居を見せてくれるに違いありません。