目頭が目尻より低い位置にあり、きつい印象を与えるつり目。特に悩む女性たちは多いですよね。そんなつり目ならではのメイク術を紹介。また、正反対ともいえるコスプレ用つり目創作についても触れます。
つり目の人用、メイクのやり方とは?〜猫目もタレ目もあなた次第〜
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つり目のメイクは2方向に分かれます。つり目を活かすやり方、つり目を埋めて新しく描くやり方です。ここでは前者「猫目メイク」、および後者「たれ目メイク」について解説します。猫目メイクは、その名の通り猫のように目尻をきつく上げたメイク。もとから目立つ目尻を、跳ね上げたアイラインで活かすやり方です。アイホールを塗るときは、とにかく目尻を濃く。アイライナーはリキッドタイプで、3〜5mm、こめかみに跳ね上げます。目元を引き締める色を選べば、つり目を活かしたいい猫目ができます。マスカラをつける際は、目尻側でまつ毛を持ち上げ、重ね付けするのがポイント。長さとカールがバランスよく仕上がった綺麗な目元ができます。下まつ毛は、一本一本載せるのがコツです。たれ目風メイクは、上下の目尻のアイシャドウをうまく使うのがポイント。目元のアイラインを気持ち下げ気味に引き、濃いアイシャドウを目尻の下まぶたにぶつけるなどして、物理的に上がっている目尻を色で下げようというわけです。目尻に影を作る事ができれば、たれ目に近づける事ができます。チークと口紅は、柔らかい色でまとめるのがポイントです。おすすめはブラウン系で、グレーやブラックの色を使うと厚化粧っぽく見えてしまいます。
一重とつり目のポイント
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一重のネックといえば、目が小さく見えること。つり目で一重だと、怖いイメージを持たれる頻度がさらに上がるという方もおられるでしょう。ただ、目が鋭くクールに見えるという見方もあります。諦めるのは早いです。一重の人はまぶたに寒色系のアイシャドウを用いるといいです。立体感を出すようにグラデーションのやり方で塗るとよく、全部同じ具合で塗るとまぶたの腫れぼったさが目立ってしまうのは、前のたれ目メイクで述べたのと同じです。
やってはいけないメイク術〜とにかく目元を目立たせろ〜
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逆に、やってはいけないメイク術も何個かありますので紹介します。まず、アイシャドウに色を際立たせず同じ色で塗ると、つり目を目立たせてしまいます。アイメイクを薄くしたり、逆に口紅を鮮やかな色にすると目を大きく見せられず、切れ長の問題が解決できません。目を強調し、他の部分は控えめに。それがつり目を目立たせない秘訣といえそうです。
立場逆転?コスプレでのつり目事情
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リアルでは人相が悪いとして敬遠されがち。一方、漫画などでは属性のひとつとして、キャラ描き分けのファクターとして重宝されているつり目。主に男装で使われる事が多いようです。女性向けゲーム(いわゆる「乙女ゲー」)ではつり目のキャラがよくイケメンとして登場します。普通のメイクとは逆に、つり目に「する」にはどうすればいいか?というやり方が載っているのが特徴です。二重が基本であり、綺麗に見えることは普通のメイクと同じですね(一重の顔で「冴えない」オーラを出しているキャラもいますが)。普段のつり目をカバーするためにコスプレとはなかなかいきませんが、つり目の活かし方の事例として紹介しておきます。ダブルラインですが、元来二重の人はテープを止め直す必要があります。そのため、かえって手間がかかります。一重や奥二重の人はラインを引くだけで済むので、この点はそれらの人が有利な所ですね。
まとめ
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気が強く、怖いと思われてしまいがちな「つり目」。ですが、目元をぱっちりさせたり、跳ね上げたりすることで、うまく活かすことが出来ます。目つきに悩む前に、トライしてみてはいかがでしょうか。