33歳という若さで、自宅で首を吊った状態で見つかったと報道され、そのまま亡くなったXJAPANのギタリスト「hide」さん。そんなhideさんには当時同棲していた婚約者が居たとか。hideさんの婚約者と目される方について解説します。
類まれな技術を持つギタリスト「hide」
写真：music.geocities.jp
33歳という若さで亡くなったhideさんは、未だ伝説のギタリストとして語り継がれています。流石に若い世代の人達の中にはXJAPANそのものを知らない人も出てきているので、時代の流れでいつの日か忘れ去られてしまうかもしれません。しかし、当時hideさんのギター演奏を耳にした人は、その時の音がずっと耳に残り続けているでしょう。デビューは1981年、30年以上昔なので、はやりhideの存在を知らない人も多いのでしょう。そして死去したのは1998年の5月2日。2018年で20年が経過します。hideさんは本名を松本秀人と言い、1964年の12月13日生まれの神奈川県出身です。ミュージシャンの世界へ足を踏み入れたのは、今なお活躍を続ける「KISS」との出会い。今見ても衰えないファッションセンスや、「後何年かすれば音楽は携帯電話で聴くものになる」という先見性、音楽への独自のこだわりを持ったJAPANでは無くてはならない存在でした。
同棲していた彼女の名前は高橋恵美
写真：hachi8.com
亡くなる前、hideさんには彼女が居ました。それも同棲するほどの仲で、2人の関係はファンも知っていて、「お似合い」「結婚待ったなし」と評されていたファン公認のカップルでした。名前を高橋恵美さんと言います。2人の関係が発覚したのは、2人で居るところをフライデーされた事がきっかけです。hideさんも交際を認める発言をしたことから、次第に受け入れられていきました。職業はスタイリスト。hideさんのメイクや衣装のデザインなどを担当していました。また、亡くなった際の死に化粧も担当し、最後の最後までhideさんのスタイリストとしての仕事を全うしました。
hideの死は自殺？他殺？それとも事故か
写真：hachi8.com
hideさんの死は自殺として処理されました。ドアノブにタオルを引っ掛けて首を吊った状態からそう判断されたそうです。しかし、一部の不謹慎なファンや、事を面白おかしくかき回したい質の悪い愉快犯は、あろうことか高橋恵美さんによる犯行だという噂を流した事もあります。しかし、hideさんの事を良く知っていたファンや、無実である証拠も存在していたので、他殺説はすぐに消えてなく鳴りました。そして、ファンの中でも大きな説として信じられているのが事故死説。というのも、まずhideが自殺する理由がわからないというのがファンやメンバーの共通の見識でした。先見性があり、これから先流行るであろう事をいち早く取り入れてきたhide、まだまだ途上だったり、やりたいことやるべきことが山のようにあったにも関わらず、それらを全て投げ出して自殺なんてあり得ない。そして自殺を示すような遺書の存在も全く存在していません。そしてそれを決定づけるのが、当時hideがやっていたという「タオルで首を引っ張るマッサージ」という方法。酔っていたhideはこれを1人でしようとした結果、誤って事故死してしまったのではないか、という説が最も有力です。
モード学園卒業生、高橋恵美は婚約者では無かった
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高橋恵美さんはhideの婚約者と目されていますが、正しくはhideの死後、婚約者となったというのが正しい認識です。元々あくまで同性関係の恋人であって、結婚の予定もありませんでした。とうぜん婚約もしていません。しかし、2人の関係はhideさんのご両親も把握していたようで、葬儀に参加できるように、高橋恵美さんを婚約者として扱った、というエピソードがあります。なので正確には婚約者では無く、葬儀に特別参加させてもらえるように、婚約者という立場を受け取ったという形になりますね。高橋恵美さんのその後は、hideの衣装やギター、関係している小物などの数百点もあるアイテムを写真集としてまとめ、発表しました。現在はモード学園の教師として活動していて、既に別の方と結婚しているとのこと。
まとめ
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当時、死にショックを受けたファンの「後追い自殺」が多発し、社会現象にまでなったhideの死。第1発見者であり、ファンよりも近くでhideを見てきた高橋恵美さんも、相当なショックを受けたことでしょう。しかし、しっかりと葬儀に参加し、hideの記録がなくならないように、写真集をまとめるなど、今でもhideさんを大切に思っているのでしょう。別の方と結婚し、これからもhideさんの分も幸せに過ごしてほしいものです。