むしろ大げさに表現するならば、元ヤンじゃない芸能人を探す方が難しいのではないでしょうか。保証も何もない世界に飛び込むのは、やはり高学歴の人間では難しいです。過去にやんちゃしていた人間も珍しくないのも理解できます。元ヤンの芸能人を紹介します。
暴走族副総長・パンクブーブー黒瀬
写真:mainichi.jp
面長のボケの相方の佐藤さんは、幼少期から大人しかったそうですが、対照的に相方の黒瀬さんは意外と荒れた生活をしていました。暴走族で副総長を務めていたのです。ご本人は謙遜して、面白キャラが高じ、いつの間にか副総長に祭り上げられたと言っていますが、真相は定かではありません。対照的にクラス内では大人しかったそうで、たまに喧嘩や教師との取っ組み合いをしては、問題をしょっちゅう起こしていたそうです。本人はバイクの音があまり好きではなかったらしく、早くにやめたかったそうですが、結果的に卒業まで暴走族に在籍していました。
元ヤクザ・ラフコントロール重岡
写真:matome.naver.jp
元ヤンの域を飛び越えて、元々ヤクザをしていた芸人さんです。一度、組の事務所で拳銃が見つかったらしく、警察に誰か身代わりとして出頭しなければいけなくなったそうですが、直前に別の人が割り当てられ、重岡さんは難を逃れました。地元では有名な兄弟で、兄は「最強」というあだ名をつけられていました。ただ、重岡さんのヤクザ的立ち振る舞いはまだ抜けていないらしく、道路の真ん中であっても、先輩を不動で頭を下げ見えなくなるまでそのままするそうです。
ある日突然ヤンチャに…ハイヒールモモコ
写真:kitemiteoasis.com
最近は東京のテレビなどでもたまに見かける存在となったハイヒールモモコさんですが、学生時代はなかなかのヤンチャでした。そもそも、漫才コンビとして世に出た時も「女子大生と元スケバンコンビ」のキャッチフレーズです。モモコさんは中学時代に一度転校し、或る日突然実家が悪い友達の溜まり場となったことから、ズルズルとヤンキーの道に走っていきます。バイクに乗りながら鉄パイプで火花を散らせることが得意だったそうです。
“腹黒”の根拠…重盛さと美
写真:ameblo.jp
最近では腹黒キャラとしてテレビに出演されている重盛さんですが、学生時代はそれなりにヤンチャだったそうです。詳しくは本人の口からは語られませんが、地元が福岡県福岡市で、それなりに荒れていた地域だったので、友人につられて悪の道に走ったのでしょう。実際に地元の友人らしき人物と、特攻服をきている集合写真が流出しており、真面目に学生をしていたわけではなさそうです。おバカキャラだったのも、もしかすると教師にたいする反骨精神も含まれていたのかもしれません。
武勇伝しかない…哀川翔
写真:nmmatome.com
Vシネの帝王として君臨し、実際に武勇伝を数多く語ってきた哀川翔さんですが、彼は弱いものいじめなどはしない主義だったそうです。しかし売られた喧嘩は必ず買っていたそうで、50台もの暴走族のバイクに囲まれた時も、一人で立ち向かって行ったそうです。小学校の時に20対1の喧嘩に勝ったそうですが、本人は「いじめられていただけ」と後になってわかったと語っています。こういったつらい経験もあってか、哀川さんはいつしか動物を愛するようになり、今のカブトムシの大両育成に繋がっています。
まとめ
元ヤンじゃない芸能人も多いですが、やはり芸能界は基本的にエネルギーが有り余った方が、力を羽ばたかせようと赴く世界です。やたらとヤンキーが多いなと思われるかもしれませんが、真面目な人間はそもそも、芸能界入りしようなんて考えません。不思議なことではないのです。