新型コロナの感染拡大により自粛期間が継続されている昨今。
安倍首相は先日の記者会見でも、”2度目の自粛要請の可能性”も視野に入れていると言及し、さらなる緊張が走っているのですが、コロナ禍による外出自粛の影響からなのか、世間では「コロナ疲れ」ならぬ「ワイドショー疲れ」も見えてきています。
外出自粛によりリモートワークになった会社員や学生などが自宅にいる機会が増えたことで、平日昼間のワイドショーを見る人が増えた結果、
ネットでは「主婦は毎日こんなの見てるのか、そりゃ洗脳されるわ」「文句ばっか言ってる」「これはもはや有害」「こんなん見てたら馬鹿になるだけだわ」などと、ワイドショーへの批判的な意見が散見されるようになっているのです。
中でもフジテレビ系の『バイキング』の司会を務める坂上忍に対しては、辛辣なコメントが…。
ネット上では「政権の文句しか言わない」「怒ってばかり」「適当なことばっかり言ってる」「もう坂上忍を見たくない」などといった意見が続出しているようなのです。
なぜ、バイキングばかりにそんな批判的な声が集中しているのでしょうか…?!
例えば最近では、原稿を読みながら記者会見を行った安倍首相の映像を見た際に、坂上は「また読んでらっしゃるんだなぁと、僕も率直に感じた。期待してる分、ちょっとショックを受けてしまう」とコメント。
これにネットでは「原稿を読むのは当たり前」「丸暗記しなければいけないのか」「的外れな発言」といった指摘が相次いだのです。
また、坂上の偏った意見などにも否定的な声が少なくなく、連日同じようなニュースが報じられ、同じような政府批判をしている坂上に呆れる声も少なくないようです。
それはそうとも、ネガティブで不安を煽る情報や発言は、人の注目を集め、記憶に残りやすく強い影響力を持ちます。
そのため、番組の中でしばしば不満や怒りをあらわにしている坂上の様子や発言が、人々の印象に強く残ってしまうのも無理はないのでしょうね。
中には、その発言が頭にインプットされると、そっくりそのまま素直に受け取ってしまうこともあります。
テレビを見ているだけの私たちですが、場合によっては、あたかも自分の意見として取り込んでしまうこともあります。
特に、共感性が高い人や、能動的に考えたり行動することが苦手な判断力の低い人、与えられた情報をうのみにしやすい純粋な子供などはその影響を受けやすいのでしょう。
最近の報道番組では、新型コロナ関連がメインで報じられるところがほぼです。
番組のMCの発言やコメンテーターの見解は、あくまでも個人的な意見にすぎないことを意識しながら見なければなりません。「コロナ疲れ」でイライラする気持ちもわかりますが…。
とにかく、ワイドショーを見ていて不快に思うことが多く、無駄なストレスになってしまうと感じる場合は、見ないようにすることをおすすめしたいですね!