19日夜、福岡市早良区のドラッグストアで新型コロナウイルスに関連して釣り銭の手渡しに激高した69歳の男が店長に暴行したとして逮捕されました。
警察によると、無職の長沼法良容疑者は午後9時ごろ、福岡市早良区のドラッグストアで男性店長の顔面を殴った暴行の疑いが持たれています。長沼容疑者はハイボール1本を購入した際、レジで接客した女性店員が釣り銭を手渡ししようとしたことに激高し、文句を言っていたところに仲裁に入った店長が被害に遭ったということです。長沼法良容疑者は当時、酒に酔っていて、警察の調べに対して「殴ったことは間違いありません。」と容疑を認めています。事件のきっかけとなったレジでの接客について、「コロナがはやっているなか、釣り銭を手渡しで渡そうとしたからふざけているのかと思い、苦情を言った。」などと話しているということです。
このニュースに、ネット上ではこのようなコメントが上がっています。
・自分の考えだけが通るって考え方。自分が優等生になって、規律ない人を見下す人。結構、いたね。。。。一番、嫌われて、社会から排除されていく人ですね。
・お客は「商品を売っていただく」 店員は「商品を買っていただく」 なんだよ。タメ口や上から目線…お互い対等な立場っちゅうのをわからない客が多いよね。
・釣銭を仮にトレーに置いても、元からウイルスが付着してたら同じではないの?レジの人が手袋をしていたとしても、手袋の外側にはたっぷりウイルスが着いているかもしれないし、それにいちいち激高しているようなら、早く感染して免疫でもつけたらどう?
・何様のつもりなんでしょう。接触感染を考えた場合、ウィルスが付いているのは相手の手よりもお金では?不安になると敵をつくり攻撃する、弱い人間の象徴のような事件。殺伐とせず前向きに協力して乗り切りましょう。
・こんなクレーマー嫌だね。どうせ外出て買い物したんなら家で手を洗うじゃん。手渡しが最短でレジと離れられる方法だろうし。
仲裁に入ったお店の店長に、長沼法良容疑者は怒りそのまま殴ったということです。
たしかに最近は、コンビニやスーパーなどのレジでコロナ感染防止のため、直接のお金の手渡しを避け、トレーで受け渡しをする傾向があります。もし本気で長沼法良容疑者が釣り銭の手渡しが嫌だったとしても、手を出すのは絶対にいけません。
むしろ本当にコロナ感染を避けるのであれば、女性店員や店長と口論するのは避けるべきでしょう。
こんな状況の中でも店員さんはリスクを冒して仕事をしてくれています。これは私たちが買い物できるよう頑張ってくれているといことです。長沼法良容疑者は文句を言う前に、まずは自分の行動を見直した方がいいのかもしれません。