とうとう最終回を迎えたナルト!
アニメでも原作の最終回をついに迎えたナルトだが、アニメではまだオリジナルの物語が続くみたいですが、最終回を迎えたことで話題になりましたね。
ナルトは2014年のジャンプ50号をもって連載が終了しています。連載が終わるまでここ数年のジャンプはワンピースかナルトのどちらが掲載順位の先頭に位置かのような状態が続いていました。
出典: http://favo-to-to.com/wp-content/uploads/2014/11/B2AVBQBCUAExBVv.jpg
15年も連載を続けた人気漫画はファンはとても感慨深かったでしょう。最終回ではナルトが大人になった姿が描かれていて、意外な結末と結婚、子供の姿に驚いた人も多いようです
漫画のナルトが最終回を迎えた時にはなんと人気漫画「ワンピース」の作者である尾田栄一郎も感慨深かったようです。
こちらはナルトの最終回が掲載された号のワンピースの表紙です。ナルトに関するメッセージが込められていることはわかりますか? ナルトの好物である一楽ラーメンを食べてる机の向かいで、ナミに隠れてルフィの好物の骨付き肉を食べているのです。タイトルロゴやキャラクターの洋服もナルトっぽいし、ページ一面にナルトを意識した絵柄が描かれていますね。
さらに左からナミ、ルフィ、そしてトニー・トニー・チョッパーの頭文字をとると「ナルト」であって、よくみると後ろのメニューの頭文字を並べると「ナルトおつかれさんでした」と読めるのです。
どうして尾田栄一郎はナルトの最終回にこんな演出をしたのでしょうか。
尾田栄一郎は「タメで友でライバル。15年一緒に連載した心強さに感謝!!」と語っています。尾田栄一郎と岸本斉史はジャンプ漫画のライバルのような関係だったわけです。
尾田栄一郎はナルト最終回の時にどうしてナルトを表紙にしないのかとコメントもしています。
一体ナルトとはどんな漫画なのでしょうか。
ナルトは週刊少年ジャンプで連載されていた忍者漫画で外国でも人気が高い漫画です。
ナルトは岸本斉史による日本の漫画作品で『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1999年43号から2014年50号まで連載されました。全700話で単行本は全72巻です。
ナルトのあらすじ 第一部(ネタばれ注意)
家族のいないひとりぼっちのナルトは里の人間に嫌われています。忍者アカデミーでも落ちこぼれで、いたずらばかりを繰り返していました。同じくひとりぼっちのサスケはナルトとは対照的にアカデミーでは超優秀でした。
サスケは兄への復讐を目的として修行に励んでいましたが、落ちこぼれだったはずのナルトの目を見張るような成長に焦りはじめます。苦悩の末サスケは里を抜け、禁術開発により里を追われていました。さらに大蛇丸の誘いに乗って力を求めるようになります。
ナルトのあらすじ 第二部
サスケが里を抜けることを止められなかったナルトは、力をつけるために伝説の三忍の一人である自来也とともに2年間の修行の旅へ出ます。第二部のナルトは少年から少し大人になります。
サスケは力をつけて大蛇丸さえも倒し、とうとう兄イタチへの復讐へ動き出すが、復讐を果たします。しかし、真実はイタチは弟サスケを愛し、里を想い、里のために戦い続けたことを知ることになります。サスケは一時はイタチの運命を弄んだ木の葉の里を憎むが、忍のシステムを変えようと思うようになります。
謎の組織として登場していた「暁」の正体が明かされます。ペインと名乗る人物がリーダーでしたが、更にその裏で糸を引いていたのは「うちはマダラ」だったのです。うちはマダラという敵を前に、忍たちは国を越えて「忍連合」を結成し、第四次忍界大戦が勃発するのです。
最終回に登場しているナルトの登場人物
うずまきナルト初
木ノ葉隠れの里の少年でナルトの漫画の主人公で、最は孤独で家族もいなかったが、本当は四代目火影こと波風ミナトと渦の国出身のくノ一であるうずまきクシナの間に生まれた子供でした。友でありライバルであるサスケに執着します。
うちはサスケ
うずまきナルトのかつての親友でありライバルであり、そして宿敵です。ナルトの漫画のもう一人の主人公です。イケメン設定で、クールな性格を持っています。一族特有の瞳術【写輪眼】を受け継ぐ【うちは一族】の末裔です。兄へ復讐が目標だったが、後には木の葉の里のシステムを変えることを望むようになります。
春野サクラ
同期の中で唯一凡人家系育ちなのに頭が良く、伝説の三忍である綱手の弟子になりました。怪力になり、医療のスペシャリストになった優秀な人物です。「しゃーなろー」が口癖の気の強い人物で物語のヒロイン的なポジションです。
はたけカカシ
ナルトたちが下忍だった際の担当上忍でした。5歳で下忍、6歳で中忍、12歳で上忍になった「木ノ葉隠れ」きっての天才忍者であって綱手のあとに火影になる人物でもあります。
サイ
小隊長であるはたけカカシの戦線離脱により配属されたカカシ班の補充要員です。思ったことはすぐに口にする人物で、サスケと少し雰囲気が似ていると周囲から言われています。
最終回に登場しているナルトの登場人物ー木の葉の里の仲間たち
奈良シカマル
「めんどくせぇ」が口癖で、やる気がないように見せているがやるときはやる人物であり、頭がとてもいい少年です。
山中イノ
面食いでサクラのライバルでもあり、最高の親友です。会えばいつもうちはサスケを巡って喧嘩ばかりしています。
秋道チョウジ
秋道一族期待のポッチャリ系忍者普段は仲間思いのおっとりした性格です。食べる事が大好きで、体型どおりの大食漢だが、「デブ」と言われると性格が豹変して凶暴化します。秋道一族に伝わる術を使うとスッキリ痩せます。
犬塚キバ
犬と共に戦う犬塚一族の少年であり、常に犬忍の赤丸とともにいます。鋭い嗅覚と野生の勘の持ち主であり、気性が激しく、理論よりも本能で行動するワイルドな性格の持ち主です。
油女シノ
寡黙で冷静沈着で一番謎な人物かもしれない人物です。蟲使いとして有名な油女一族の少年で、口癖は「なぜなら〜」の少々回りくどい話し方をします。
日向ヒナタ
木の葉にて最強の一族である日向一族の嫡子 です。幼少期より照れ屋で引っ込み思案だが、一族に伝わる血継限界“白眼”とそれを応用した体術“柔拳”の使い手です。妹のハナビより劣っていていることがコンプレックスです。
日向ネジ
同じ班の一員であるロック・リーとは体術のスタイル・性格、共に正反対です。また、ガイ班はうずまきナルト達より一期上であるため、年齢も彼らより一つ上です。木ノ葉の名門日向一族の分家の人間で、父親同士が双子の兄弟のため、宗家の日向ヒナタとその妹の日向ハナビとは従兄妹の関係にあたります。
ロック・リー
あまりの熱血ぶりに周囲から呆れられることもあるが、誠実で誰にでも優しくできる爽やかな好青年です。おっちょこちょいでもあり、ユーモア溢れる人物です。
テンテン
武器使いで世話好きな性格で、たびたび無茶をするリーの面倒とネジの修行相手をよくしているみたいです。
最終回に登場しているナルトの登場人物ー木の葉の里の大人たち
綱手
初代火影・千手柱間の孫で五代目火影であり「伝説の三忍」の一人です。怪力の持ち主で医療スペシャリストとしてしられています。ナルトが少年のときから忍術で容姿を若く保っています。
マイト・ガイ
木ノ葉の里一の松岡修造。熱い根性・言動・性格の赴くまま永久に青春を謳歌する濃厚な忍者で、自身を「木ノ葉の気高き碧い猛獣」としています。
夕日紅
ヒナタたちの担当教官である才色兼備の女上忍です。「木ノ葉一の幻術使い」と三代目火影に言わしめる程の実力を持っています。アスマというシカマルたちの担当上忍と恋仲でしたが、アスマが作中死亡してしまいシングルマザーになった人物です。
最終回に登場しているナルトの登場人物ー他の里の仲間たち
我愛羅
五代目風影であり、赤ん坊のときに風の国の兵器として砂の守鶴(一尾)を憑依させられた人柱力です。しかし幼いころは制御できなかったせいで里のものから疎まれていました。
テマリ
気が強く、風遁忍術が頼りになる女性で砂隠れのくノ一でナルトの修行中に上忍になりました。
カンクロウ
烏(カラス)・黒蟻(クロアリ)・山椒魚(サンショウウオ)といったカラクリを仕込んだ傀儡人形を操って戦う傀儡師で砂隠れの忍者です。「~じゃん」というのが口癖です。
サスケとナルトの和解
最終回前にナルトとサスケは和解しています。(ネタバレが嫌な方は気をつけてください。)
第四次忍界大戦が勃発した後、サスケは木の葉への復讐やナルトとの決着をつけるためには、マダラらに勝利させては意味がないと考えました。サスケはナルトらのいる戦場へ姿を現し、共に戦う姿勢を見せます。
そこで共闘し、戦争を終わらせた2人の闘いはまだ終わってはいません。サスケの中ではまだナルトとの決着をつけたいと思っていたのです。
終末の谷で2人は再び闘うことになります。結局サスケは里には戻ることは出来なかったが、旅をすることで最終回前の物語では終結しています。
ナルトの結婚相手
ナルトの結婚相手はヒナタ!
ナルトの結婚相手はなんとヒナタ!ナルトはまさかヒナタを結婚相手にするとはと思った方もいるのではないかと思います。そして、いたずら盛りのボルトと、引っ込み思案なヒマワリという、男の子と女の子の子供を育ちます。
作品は初期ではサクラがメインヒロインというイメージが強く、ナルト自身もサクラに好意を持っているようなな描写が多かったことから最終的にナルトとサクラが結婚するのではと言われていていましたので最終回に驚いた人は多いようです。
それではどうしてナルトはヒナタと結婚したのでしょうか。
日向ヒナタは常にもじもじしている印象が強く、そして物語初期からナルトに好意を示しているのです。その一途な思いが念願かなったのでしょう。
1巻からずっと明白の通り、ナルトはサクラが好きです。それに対してサクラはナルトを初期はうるさいドベだと嫌っていました。
一方、サクラはサスケを第一巻から好きでした。この三角関係はずっと初期からありましたね。
どうしてナルトとサクラは結婚をしなかったのでしょう。まずはナルトの母うずまきクシナが遺した「母さんに似た人を見つけなさい」という言葉があったよう、ナルトとサクラのフラグは立っていました。
サクラは母親のクシナにそっくりだったのです。ナルトがサクラをずっと好きだったのは無意識に母親に似ている女性を気にしていた可能性もあるのでしょう。
共に戦い、サスケを連れて帰ることを固く誓ったサクラとナルトはその戦いの途中サクラはナルトの負担を取り除くためにナルトにはずっと昔から、自分はナルトに想われていたことを告白するのです。
しかし、これはサクラの本心ではないため、案の定ナルトにも嘘を見破られます。きっとここでサクラとナルトの結婚フラグは折られたと思います。
一方、ヒナタがナルトに好意を抱いているのは明らかだが、タイミングをつかめず告白に至れない状態が続いていたため、ナルトはヒナタの好意を知らない状態です。
そんななか、ペイン戦でナルトですらも太刀打ちできない相手ペインなのにヒナタはナルトを庇ってペインと対峙し、ナルトを庇う健気なヒナタがナルトに告白するのです。それはヒナタが初めて「ナルトが好き」であることをナルトの前で告げるのです。
ナルトとヒナタの関係は第四次忍界大戦の中にも転機がありました。戦争のせいで仲間たちをどんどん失っていく過程のなか、ネジは自分たちをかばってうちはオビトの前に倒れてしまいました。「仲間を殺させない」と誓ったナルトに衝撃を与えたが、ほかならぬヒナタがナルトを叱咤激励したのです。
ヒナタは打ちひしがれるナルトに平手打ちをして目を覚まさせることになります。正直言うとここでいつもナルトを叱咤激励するのはサクラの役割だったが、ナルトのヒロインはヒナタだと明確に示したのはここです。
ヒナタのヒロインフラグが立った中で亡くなったネジの死については、ファンの間ではショックと疑問が出ています。
ネジは戦死しましたが、彼の存在は生き残ったナルト達の心に深く刻まれています。ナルトとヒナタの結婚式ではハナビが遺影を携えていたり、ナルトの子供がボルトとネジの名前を由来にして名前を付けられています。
ナルトと親しい人物の中で戦争で死んだのはネジだけです。
漫道コバヤシという番組では作者がネジにはナルトとヒナタがくっつくためのキューピッドになってもらったと言います。しかし、なぜネジなのか?ということは未だに謎です。
おめでとう!最終回でナルトは火影に就任
最終回でナルトはついに新火影に就任していました!戦争の英雄だからナルトが火影になるのも当たり前でしょう。
最終回で忍界にも平穏が訪れているようで、ナルトは火影として里の平和をどう守っていくのか気になります。
ちなみに最終回では木の葉の里で五影会談が開かれていました。
雲隠れの新土影は意外にも女性の黒ツチです。
ナルトの子供であるボルトは本当にナルトそっくりで、子供の頃のナルトと同じようにイタズラをして大人ナルトに怒らていました。ボルトはいたずらをして、自分にかまってくれない父親の関心を引こうとしていたようです。
こちらの画像はボルトのいたずら書きです。左から初代柱間「バカ」、二代目扉間「インケン」、三代目ヒルゼン「スケベ」、四代目ミナト「ジジイ」、五代目綱手「ババア」、六代目カカシは口のところを塗っています。
本当にナルトとそっくりですね!
ナルトとボルトの仲はあまり良くないようです。ボルトは父親のナルトが自分を構ってくれないことに不満を持っている様子です。
そんなボルトの物語は映画映画「BORUTO ボルト -NARUTO THE MOVIE-」や短編にて見ることができます。
親に認めてもらいたい子供と子供とうまく接することができない親という普遍的なテーマで感動したという声も多かったようです。
ナルトと結婚しなかったサクラはずっと片思いをしていたサスケと子供が生まれました。
こちらがサクラとサスケの子供のサラダです。
サスケも一応サクラとフラグは立っていました。サクラの気持ちに気がついていたサスケは目的を達成するために、自分の気持ちを押し込んでいただけなのではないか…‼
サスケはずっと旅をしているようです。サラダはボルトと同じように父親に不満があり「パパだけに関してはちょーしゃーんなろー」と言います。
サイとイノ、そして息子のいのじん
サイとイノが結婚しました。イノが、サスケに少し似てると密かにフラグは立っていました。
シカマルとテマリ、そして子供のシカダイ
この二人は昔からフラグは立っていましたので予想が付く夫婦だったみたいです。
2人にはシカダイという名前の息子がいて、シカマルと同じく皮肉屋のようです。
チョウジとカルイ、そして子供のチョウチョウ
貫禄を帯びたチョウジは、何があったのか雲隠れの忍でキラービーの弟子、そしてナルトをタコ殴りにしたカルイと結婚しました。
作者いわく、カルイは物事を軽く考えているみたいで、結婚も軽く了承したみたいです。
結婚しているのか不明なキャラクター
キバは猫バアの孫娘のタマキと一緒にいたが、結婚したわけではなくナンパしているだけと言われています。
すっかり老犬になった赤丸は一体何歳くらいなのでしょう。
リーには髪や眉毛が父親そっくりの息子がいるみたいです。
メタル・リーはリーとテンテンの子供ではないかと言われています。
その他のキャラクター
みたらしアンコは先生になりました。甘いもの大好きなアンコはおばさんにもなれば太っても仕方ないでしょうね。
アスマと紅先生の子供はすでに忍者のようで、アスマの写真を拝んでいました。
とてもイケメンですが息子ではなく娘らしいです。
シノはアカデミーの先生になりました。そのサングラスがよくわからないものになっています。
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木の葉丸も先生になり、まじめになっています。いたずら少年だった自分の過去を棚上げしてボルトに対して怒っています。
ガイは車椅子に乗っています。
六代目火影を降りたカカシは旅を始めるようです。その旅にガイを誘っているみたいです。この二人は独身なのでしょう。
綱手は、年齢的にはおばあさんだが、術のお陰でとても若いです。
ナルトファンのナルト最終回の感想
それぞれの結末を迎えたナルト。一体ナルトファンはこの最終回をどう思っているのでしょうか。ナルトファンのナルト最終回の感想を拾ってみました。
NARUTO見終わっての感想
色々あるけどやっぱり一番はNARUTOが段々と最終回に近づいてすごく寂しい
最終回はおめでたいから祝わなきゃいけないのかもしれないけど何年もNARUTOと一緒にいたから本当に寂しいんだよおおおおおおADVERTISEMENT — 消しました。 (@kakashi_gara) 2016年6月2日
ナルトが終わることが寂しいと感じているファンの声。ずっと見てきた漫画が終わるのは寂しいですよね。
昔ナルトにはまってた友達が最終回までは見届けたけど次世代はもういいや…って、ザラストも外伝もボルトもナルト展も全部スルーしてたことが今日わかった。ナルトの恋愛なんてどーでもええわ、だそうです。いろんな感想があるのね。「お、面白いよ」って一応言っておいたけど。
ADVERTISEMENT — kazasi@隠居生活 (@tamamokakimoto) 2016年4月17日
この意見も多かったですね。最終回にたくさんの夫婦が生まれましたが、あれは蛇足だと感じている人も。恋愛に興味のない方は特にそうでしょうね。
最終回を迎えたナルトの人気は根強い
出典: http://livedoor.blogimg.jp/onepiecegundam-naruto/imgs/a/b/abcd7216.jpg
ナルトの最終回についてまとめましたが、どうでしたか?ナルトは最終回を迎えてもまだまだ人気の高い作品です。アニメはまだ続いていますし、きっとまだ展開を見せるのではないでしょうか。