先月29日、新型コロナウイルスによる肺炎で帰らぬ人となった“喜劇王”、タレントの志村けんさん(享年70)の死を受けて30日、
覚せい剤取締法違反(所持、使用)と大麻取締法違反(所持)の罪に問われ、一審仙台地裁判決を不服として控訴した田代まさし被告(63)がユーチューブチャンネルで志村さんへの感謝の気持ちを述べました。
田代被告は自宅で覚醒剤を使ったなどとして、覚せい剤取締法違反(所持、使用)および大麻取締法違反(所持)の罪に問われており、
先月4日、1審の仙台地裁で懲役2年6月、うち懲役6月を保護観察付き執行猶予2年(求刑懲役3年6月)とする判決が下っていました。
現在、田代被告は茨城県内の更生施設にいるのですが、控訴しており争う構えを見せています。
そんな田代被告も芸能界で師弟関係にあった志村さんの訃報を受けて追悼コメントを発表。
【上の動画が現在閲覧不可となっているようです】
「僕は志村さんの急逝のニュースを見て、志村さんより僕が逝くべきだったと思いました。志村さんは今のこの世の中に笑いを届けるために必要な人でした。悲しくて心の整理が付きません」と現在の心境を明かしたのでした。
また、「1番、脂の乗っていたころにたくさんの番組でご一緒させていただいたことを幸せに思います。笑いに必要なこと、大切なことをたくさん教えていただいてありがとうございました。いつかあの世でまた一緒にコントをさせていただけたら嬉しいです。安らかにお休みください」と旅立った師を悼んだのでした。
田代被告はラッツの活動が一段落した1986年ごろ、
志村さんにギャグの才能を見いだされて、桑野信義(62)とともにバラエティータレントとして活動を開始。
“ダジャレの帝王”“小道具の魔術師”として人気者となり、「志村けんのバカ殿様」(フジテレビ系)にレギュラー出演するようになりました。
師弟関係は仕事のみならずプライベートにもわたったといい、
田代被告は都内にあった3億円豪邸にたびたび志村さんを招待するなどしていたといいます。
そんな志村さんを裏切り数多くの過ちを犯してしまった田代被告。
田代被告の偲ぶ気持ちが志村さんの心まで届くといいですね…。