3月25日に放送されたバラエティ番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で、ダウンタウン・浜田雅功(56)さんが登場せず、ネットがざわつく事態となりました。
番組冒頭、「この番組は2月8日に収録したものです」とテロップが表示され、いつも浜田雅功さんのワンショットで始まるオープニングもなく、浜田雅功さんの存在が番組から全く消えたまま進行していきます。
放送中もツイッターでは「予告編では出てきたから収録にはいたはず」「何かの説であってくれ」「内容が全然頭に入ってこない」と浜田雅功さんの身に何かあったのかと案じる投稿であふれ、「水曜日のダウンタウン」がトレンド入りするなど“祭り”状態になっていました。
「水曜日のダウンタウン」冒頭でこのテロップが出ていて、浜田雅功さんの出演が全部カットされてる。何があったんだ……。 #水曜日のダウンタウン pic.twitter.com/9U7pnSKSd7
— 杏(あんず) (@anztolchock) March 25, 2020
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しかし、終盤に差し掛かったころにお笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄(44)さんが登場し「実は…」と「『この番組は〇月〇日に収録したものです』のテロップを冒頭に出して浜田雅功さんをひたすらカットしてOAしたら何かあったと思う説」であったことが明かされました。「浜田さんはまるまるカットして、声も全部切っております」と明かすと、共演者らからも驚きの声が上がりました。いつもと違った番組の流れを高橋茂雄さんが「ついにやったか」と言うと、松本人志(56)さんも「あれかな?あれかな?あれかな?」と茶化し「若干元気がない感じでやってた」と笑いを誘いました。
それまでの映像では、浜田雅功さんの音声を含む登場部分が全カットされており、種明かしの後唯一音声だけ許された浜田雅功さんは「マジでやばいってそんな事したら」と、よからぬ噂が立つかもしれないことを危惧しました。高橋茂雄さんの「浜田さん逮捕説ももちろん出るでしょうし」「浜田さんをいつでも切れるように」などとの説明に「ふざけんな―!!」と絶叫していました。
放送終了後、ネットでは「ダマされた!」「今見返してる。面白すぎる」「ある意味視聴者参加型説」「すごいこと仕掛けてくるな……」などさまざまな感情のコメントが見られ、説通り反響の大きさをうかがわせました。
いや〜〜〜、マジで天才だわこの番組 pic.twitter.com/sb4668xXWf
— ガチ兄さん (@otonokigachi) March 25, 2020
「水曜日のダウンタウン」を手掛ける藤井健太郎氏はこの企画をやるとき、浜田雅功さんには一切知らせず、相方の松本人志さんにだけ内容を伝えていたといいます。
「浜田さんの方がいいじゃないですか、切るなら。キャラクター的に」と話し、さらに「すげえなと思ったのは、松本さんに相談したとき、一発で『2ショット、ダウンタウンDXみたいに2人が並んでいる番組で切った方が本来の面白さが出るけどね』って、さっと言って。そこを気づく人ってあまりいないと思うんですよね。」と、企画意図をすぐにつかんだ松本人志さんについて賞賛していました。