24日、「ジュリー」こと歌手の沢田研二(71)さんが、グループサウンズ「ザ・タイガース」時代の同僚だった俳優・岸部一徳(73)さんを個人事務所の社長に招き入れたことが 一部で報じられました。新体制で 5月から 全国ツアーに臨むことになるのですが、新型コロナウイルスの感染拡大で急転。1年半前のあのドタキャン劇が 再び起きるのでは…?と心配されています。
71歳にして、ジュリーが新体制でリスタート⁉
24日発売の「週刊女性」によれば、沢田さんの事務所社長は80歳の高齢のため昨年末に退職。そのため沢田さんは、50年超の付き合いのある岸部さんに空位になった社長への就任を打診し、岸部はこれを受け入れたという。
岸部さんは 自身の芸能事務所「アン・ヌフ」の代表でもあり、同社には女優の井上真央らが所属しています。つまり岸部は「アン・ヌフ」と沢田の個人事務所、2つの事務所でトップを務めることになりました。
沢田さんといえば2018年10月、さいたまスーパーアリーナで開催予定だったコンサートを 当日にドタキャンしたことが記憶に新しい。その理由として 「観客が少なかったから」と主張したため、当時は激しいバッシングを浴びました。
その後は、反省したようで、また定期的にコンサートを開催しています。今年も、今月11日にリリースしたニューシングル「Help!Help!Help!Help!」を引っさげ、5月13日の東京・NHKホールを皮切りに、計27公演の全国ツアーを実施する予定。
当然、その準備も進められているのですが、忌まわしい新型コロナウイルスの感染拡大で、雲行きが怪しくなってきたという…。
ツアーが始まる5月時点で “コロナ禍”が終息しているかどうか、現時点では 全く見通しが立たないからです。
「仮に決行できたとしても、ジュリーのファン層は 高齢者が多いからね。一般的に言われているのは、高齢者は新型コロナに感染すると重症化する可能性が高い。それに密室になるコンサート会場はクラスターになりかねないからね。もしコンサートを開催しても、ファンの方がチケットの購入を見送ったり、チケットを買っても来場を控えたりするケースが続出するのではとの懸念が出てきた」(関係者)
チケットがさばけない状況で公演当日を迎えても、空席が目立てば沢田が「少ねぇじゃねぇか!」と怒って、再び “ドタキャン騒動”が起こる可能性すら出てくるのではないか…⁉ と心配の声が上がっているようです。
岸部にとって、沢田の個人事務所の社長業は本業と言えない⁉
「週刊女性」によれば、気難しい沢田にモノを言えたスタッフの一人が、退職した80歳の前社長だった。後任の“岸部新社長”は、同誌の取材に着任の事実は認めたものの 「あくまでも俳優業に重きを置いており、自分は俳優」と答えているという。岸部にとって、沢田の個人事務所の社長業は本業と言えないのは明白。
「ジュリーがスパークした場合、それを 鎮火できるスタッフはいないのでは…」(同関係者)
この関係者によれば、初日のNHKホールと6月19日の埼玉・川口総合文化センターの2公演は 満員になりそうだが、他の公演については チケットの売れ行きがどうなるのかが、今のところ 全く分からないという。
最近の沢田さんの公演は、チケットがバラまかれることが少なくないようです。直近では 昨年11月28日、東京国際フォーラムで開催された公演で、本番の3週間前に 関係者の間で「無料ご招待」をうたうLINEのメッセージが出回ったことが発覚。
「 空席が多いと また怒るから無料招待したと、どうしても勘繰りたくなるよね」(同関係者)
怒ったジュリーが “勝手にしやがれ!”なんて⁉ 再びのドタキャンで 投げ出すなんてことは、もうないことを祈りたいものです…。