大舞台で奇跡の“父娘共演”が実現するかもしれません。狂言師・野村萬斎さんの娘、野村彩也子(22)さんが、2020年4月入社のTBSアナウンサーに内定したと報じられました。
2018年にミス慶應SFCに輝き、読者モデル経験もある野村彩也子さんは、過去に公文式のCMで父と共演したこともあります。
そんな彼女の内定報道を受けて、いまTBS局内で話題になっていることがあるといいます。
「野村萬斎が演出の総合統括をする東京五輪・パラリンピックの開会式です。通常通りの開催スケジュールであれば、彩也子さんはまだ研修が明けたばかりで出番はないでしょうが、新型コロナ対策の関係で延期になった場合、現場レポートを彩也子さんが担当することは十分にありうる。」と、TBS局員は明かします。
五輪延期論が出るなか、図らずも“父娘共演”の可能性が出てきたというのです。
野村萬斎さんといえばTBS製作の映画『のぼうの城』や『七つの会議』に主演しており、もともと関係が深いです。
「懸念は、他の局アナとの関係でしょうね。TBSは『news23』の小川彩佳アナ(35)や『あさチャン!』の夏目三久アナ(35)、『Nスタ』のホラン千秋アナ(31)など、帯番組のMCはほとんど人気フリーアナが務めており、局アナからは不満の声が上がっています。
だからこそ五輪中継に関わりたいと願う局アナは多く、それまで新人の彩也子さんに持っていかれたら、今まで以上にアナウンス室が“荒れる”かもしれません。」と、テレビ誌記者は明かします。
“野村萬斎の娘”ということは世間に知られているため、今回のTBS入社に対しても「親のコネがある人は楽でいいよな。同時期にアナウンサー試験を受けた人がかわいそうだよ。」「ゴリゴリのコネ入社。本人も親の七光りを理解しているのでは?」「テレビ局は採用条件に“親戚が有名人”って書いておけばいいのに。」といった声が相次いでいます。
一方、コネ入社そのものを擁護する声も少なくありません。世間で非難されるコネ入社について、ネット上ではこのような意見も上がっています。
・結局、コネも実力のうち。それに会社側にとっては、親や親族の素性と経歴がハッキリしているほうが安心でしょ。
・企業に対してプラスになるかって基準で見たら、一般人より有名人の親族が採用されるのは当然。
・話題性のある新人を採用するのは、企業としておかしくないと思う。なぜこんなに騒がれるのか。
入社前から、ややこしや、ややこしや。