新型コロナウイルスの影響により、今年7月から開催される予定だった『東京オリンピック/パラリンピック』の事前イベントや代表選考レースが、縮小または中止の事態になっています。そんな中、世間では「大会自体、延期や中止になるのではないか?」と様々な憶測を呼んでいますが、現在のところ、予定通り開催される方針だそう。しかしながら、いつどうなるかは分からない状況です…。
日本のみならず、世界各地で様々なイベントが中止。施設も休業を余儀なくされているところもあり、コロナウイルスの影響はとどまることを知りません。
東京オリンピック開催も怪しいとささやかれる中、実は、この不測の事態を予期していた人物がいるというのです!
その人物とはオリエンタルラジオ・中田敦彦さん。彼は『やりすぎ都市伝説スペシャル2014夏』(テレビ東京系)にて、ある都市伝説を口にしていました。
それが『幻の将軍・徳川家達』の話。家達は、15代将軍・徳川慶喜(江戸幕府最後の征夷大将軍)よりも前に、15代将軍になるはずだった人物だといいます。
14代目将軍の家茂が亡くなったとき、家達はまだ3歳とまだ幼かったため、慶喜へ将軍の座を渡し、成長した後に継ごうとしていたそうです。
しかし、大政奉還が行われ、明治政府に政権を返上することになる、慶喜が名を残し家達は歴史から消えることに…。そんな家達に、中田さんは「まさに悲劇の人物」と評しています。
さらにその続きがあるそうで、その後、いち貴族として徳川家は存続。家達は政治家になって名を残そうとしたそうです。
家達の頑張りもあって、初代東京市長の内定直前までいったものの、勝海舟の反対にあって台無しに。さらに、数十年後、天皇陛下からの指名で総理大臣になるチャンスもありましたが、これも徳川一族の「失敗したら徳川家の立場がない」と反対があり、なくなってしまったそう。
そんな彼に最後のチャンスが訪れます。それが、1940年の東京オリンピック。組織委員会の委員長に就任した家達は今度こそ名を残すと思われましたが日中戦争などによってオリンピックが中止となってしまいます。
開催されるはずだった1940年、家達は病でこの世を去ってしまいます。彼が住んでいた広大な敷地は国によって買収され、その土地というのが現在の東京・千駄ヶ谷。
千駄ヶ谷は、東京オリンピックのメイン会場・新国立競技場がある場所で、最後に中田さんは「(千駄ヶ谷は)すべての夢を奪われた家達の住んでいた場所。2020年の東京オリンピックは無事に開催されるのでしょうか?それとも家達の怨念が……(中止に追い込むのか)信じるか信じないかはあなた次第です」と締めました。
ネットでは、「コロナでオリンピック開催が危ぶまれると聞いて、真っ先にこの話を思い出した」「鳥肌立った」といった声があがっており、この話を覚えているという視聴者の書き込みが相次ぎました。
2020年の東京オリンピックが無事に開催されることを願っていますが、今の状況が変わらなければ難しいでしょう。あくまで噂話とされる都市伝説ですが、この話が現実になる可能性もあるかもしれませんね!?