元SMAPのリーダーで先月事務所の退所&独立を発表した中居正広(47)が3月14日、『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)に出演。
新型コロナウイルス感染拡大のため、中止となった第92回選抜高等学校野球大会について言及したのですが、
高校球児を慮った“救済案”を出した中居の発言に、ネット上では称賛の声がたくさん寄せられています。
当初、選抜大会は無観客での開催を予定していましたが、大会主催者は選抜大会中止について「苦渋の決断」だと言及。
新型コロナウイルスの影響により、安倍首相がイベントなどの自粛を十日間延期してほしいと要請した直後だけに、無観客でも実施は厳しいと判断した背景がうかがえますね。
止むを得ず11日に選抜大会は中止が決定したということですが、
1924年から始まり、開催が決定していた大会が中止になるのは史上初だといいます。
選抜大会中止が決まった後も、中止を惜しむ声も数多く聞こえてくるなか、
同番組で、野球好きとしても知られる中居は「中止になったのはしょうがない」とコメント。
その一方で、「良い方向に考えられないかな。僕も何か面白いことができないかなと考えた」と切り出すと、
プロ野球がオープン戦を開催していることを挙げ、
「無観客で開催しているプロ野球のオープン戦の前に、選抜に選ばれた高校のチームを招いて練習試合をできないか」と提案したのです。
また日本高等学校野球連盟の規定では、プロ野球関係者は高校球児に野球を教えるといった接触を禁じているのですが、
中居はそのことにも触れたうえで、「特別に中止になってしまったのだから、(日本高野連と日本野球機構が)特別に協力してプロ野球選手と夢の試合をさせてあげられないか」と持論を展開したのでした。
また、各メディアによりますと、
主催者の日本高野連と毎日新聞社は選抜大会に出場できなかった32校に関して “救済措置”を審議中だとしています。
多くの高校野球ファンが危惧するなか、果たしてどのような策が講じられるのかに注目が集まる中、
中居のこうしたアイディアには、ネット上でも称賛の声が相次いだようです。
「さすが、中居くんですね!確かに高野連のお爺さん方には思いつかない発想やし、実現は難しいかもしれないけど、こんな状況なんやからこそ、色々と違う事を模索してやってみるのも一つかと思う!野球に限らずね!」
「「仕方ない」「不運だった」で済ませちゃいけないと多くの方が思いつつも、なかなかいいアイディアが無かった。実現の可否はともかく、そんな状況に風穴を開ける素晴らしい提言だと思う。大人たちはやむを得ない「特別な措置」で開催を見送ったのだから、前例のない「特別な措置」を以って球児達のケアを実施していただきたい!」
「縦割りの日本の野球社会では様々な弊害があるだろうが、こう言うアイデアが出てくるのはいいこと。後はエライ人達がちゃんと汲み取って実現可能かどうかを検証してくれれば良い。」
等のコメントが寄せられていました。
多くの人が望んでいるように、前例のない状況だからこそ、前例のない処置をとってもいいのではないかと思いますね!