去る6日、覚せい剤取締法違反などの罪で逮捕・起訴された人気シンガー・ソングライター槇原敬之被告(50)が勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈されました。
芸能人は歯が命のはずが…ボロボロ 前歯1本⁉
保釈保証金は500万円。湾岸署前では集まった報道陣を前に謝罪しましたが、特にネット民をザワつかせたのが、ボロボロの歯…。
覚醒剤の“後遺症”との説も浮上。薬物乱用が歯をダメにする恐怖を、本人は前回の覚醒剤逮捕の時にも切々と語っていたのですが…。同被告を巡る歯のナゾとは、一体なにが ⁉…。
大勢の報道陣ややじ馬でごった返す中、槇原被告は午後7時、湾岸署の正面玄関から姿を現しました。チャコールグレーのスーツに白シャツ、黒のネクタイ姿で「関係者の皆様、そしてファンの皆様に多大なるご迷惑、そしてご心配をおかけしましたことを、ここに深くおわび申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。10秒ほど頭を下げた後、迎えに来た黒のワゴン車に乗り込み、滞在先とみられるホテルへと向かったようです。
それにしても 強烈なビジュアルでした。ボーボーに伸びた白髪交じりのあごヒゲ、荒れた肌はもとより、特に目を見張ったのがボロボロの歯。口を開くたびに上の前歯が1本だけ顔を出すのが目立ち、他の歯もガタガタで色素沈着が著しいようでした。
「シンガーは歌うときに歯が見えるので、普通は審美歯科に通って手入れを欠かしません。歯並びの悪かったあいみょんが、歯列矯正をしたのはよく知られています。槇原さんのようにここまで汚いのは珍しい」 と ある音楽関係者は話します。
しかし、この汚い歯にこそ 槇原被告の「歌手人生」をひもとくカギがあるのだという。
矯正したら 声質が変わるかも…⁉
槇原被告は もともと歯並びは悪かったようです。なのに矯正しないのは、代表曲「どんなときも。」がヒットした1991年ごろ、歯医者に相談したら「矯正したら 声質が変わるかも」と指摘され、ビビッてしまったからだ、とファンの間では語り継がれているそうです。
実際、槇原被告は歯を失うことに極度の恐怖を覚えていたのは事実。それは、1度目の覚醒剤事件(99年)でのこと。
勾留中、ある薬物中毒者から「歌っているから歯は大事だよ」と言われた時の心境を、当時の初公判でこう明かしていたのです。
「その人は 前歯が全部なくなっていました。恐ろしい…。もし捕まえてもらえず、このまま(覚醒剤を)続けていたら、自分の好きなこと(音楽)もできなくなると思いました。これでやり直せる。逮捕されなければやめられなかった。自分の中にそういう影響(歯の劣化)は見受けられなかったし…」
昔と見比べると 明らかに劣化が…ドラッグやりすぎで⁉
「最近、覚醒剤は使用していない」と 警察の取り調べでは 供述しているようですが、少なくとも2年前には 所持していたのだから、再び手を出していたのは間違いないとも言われているようです。
しかも、昔の写真と見比べると、今は明らかに劣化が進んでいるように見えます。一部報道によると、20年来のパートナーだった個人事務所元代表A氏(43)は、槇原被告との覚醒剤使用法について「基本的には火であぶり、気化した覚醒剤の煙を口から吸っていた」という。加齢のせいも考えられるが、やはり覚醒剤の影響は否定できないでしょう。あるレコード会社関係者はこう言います。
「槇原のように、繊細な歌声を披露する人は、0・001%でも感覚が狂うのを嫌う。だから歯列矯正なんてもってのほか。それでも、キレイにメンテナンスぐらいはしてもいいと思うんですが、それさえもイヤだったのでしょう。あるいは、あまりにドラッグをやりすぎて、気が回らなかったか…。それだけクスリの魔力にはあらがい難かったということでしょう… 」
歯医者で薬物使用がバレる⁉ 見た目云々は 価値がない⁉
《 歯医者に行くと、薬物使用がバレる場合があるので、虫歯があっても歯医者に行かないというか、行けないんですよ。麻酔とかも効かない場合があるらしいです 》
《 もうとにかく見た目何とかした方がいい。歯と髭は頑張ればキレイに見せることはできるんやから。何かこの人才能あるのに色々勿体無い 》
《 勝手な憶測だけど、彼はもともと人からどう見られるか、というのをあまり気にしていなくて、それよりも自分がどう思うか、というのを重視してきたんじゃないかな。見た目云々はあまり彼にとっては価値があるものじゃない気がするが… 》
等など、今回の報道にも多くのコメントが寄せられていますが、憶測も含めて多くの関心が集まっているようでした。
保釈時には、ファンとみられるやじ馬からも
「マッキー! がんばれ!」とのエールも飛んでいたようでしたが…
待っていてくれるファンのためにも、まずは 歯をきれいにし 身だしなみも心掛けることが、薬物から脱却するための 一歩なのかもしれませんね…。