現在、平日夜に放送されている『ニュースウオッチ9』のキャスターを務める桑子真帆アナが、平日朝6時台から放送の『おはよう日本』に移籍することをNHKが発表しました。
その『おはよう日本』を担当していた和久田麻由子アナが『ニュースウオッチ9』に異動しました。つまり、桑子真帆アナと和久田麻由子アナが入れ替わる形になるのです。
「両番組の男性アナはそのままで、女性アナだけ入れ替わることになりました。NHKは帯番組の強化と説明しましたが、こんな露骨な異動は驚きですね。」と、スポーツ紙記者は語ります。
桑子真帆アナは3年、和久田麻由子アナは5年も同番組を担当しただけに、降板自体は不思議ではありません。しかし、朝、夜の“看板番組”間でのトレードは、なかなか珍しいようです。
「NHKの報道番組の中では、間違いなく『ニュースウオッチ9』が格としてはトップです。そんな番組のキャスターを務める桑子アナですが、‘18年に夫だったフジテレビの谷岡慎一アナと結婚1年でのスピード離婚をしたことが、上層部にとってはマイナス点になった。しかも、彼女の夜遊びネタなども週刊誌などに書き立てられましたからね。まあ、朝番組ならば午前2時ころには局入りするので、遊ぶ暇もないですし(笑)」と、NHK関係者は証言します。
‘18年3月に有働由美子アナがNHKを去ったあと、桑子真帆アナが同局のエースだったことは間違いありません。‘17、‘18年と2年連続で紅白歌合戦の総合司会を務めたほどです。
「やはり桑子アナより1つ後輩の和久田アナが、予想以上に育ったことが大きいでしょうね。視聴者の人気や原稿読みのうまさというのもありますが、彼女が東大卒というのもプラスだった。実はNHKは、こういう学歴も大きな武器になるんですよ。報道局は特に多いですしね。局内では平静を装っていますが、後輩に抜かれる桑子アナは面白くないでしょう。NHKはアナウンサーの数が多く、民放以上にアナウンサー同士の足の引っ張り合いが多いのは有名ですからね。局内でも仲の良いことで知られている2人ですが、女の戦いに発展しても不思議はないでしょう。」と、先ほどのNHK関係者は続けます。
和久田麻由子アナは’19年2月、大学時代に箱根駅伝で活躍した一般男性と入籍しました。同年8月31日、都内の高級ホテルで結婚式を挙げた新婚です。
「この異動で新婚の和久田アナは喜んでいると思います。ニュース番組としては『ニュースウオッチ9』のほうが格上の感がありますし、そのキャスターの座を1年先輩の桑子アナから奪取するわけですからね。また、新婚の和久田アナにとっては、夫婦の時間を取れるのもうれしいはず。朝の番組が担当では、夜も早く寝なければいけませんでしたから。」と、女子アナウォッチャーは語ります。
‘19年10月に桑子真帆アナと和久田麻由子アナが2人そろって、先輩である鈴木奈穂子アナの自宅に遊びに行く姿を目撃されています。もう、仲の良い2人の姿を見ることは出来ないのでしょうか……。