新型コロナウイルスの感染拡大により、予防が必至となっている中、マスクなどの予防アイテムが高値で転売されていたりと、いわゆる「悪徳商法」が横行している中、フリマアプリで便乗商法が急増し、予防に効くという「謎の石」が大いに出回っているといいます。
新型コロナウイルスに付け込み便乗商法急増中!
新型コロナウイルスの感染拡大により、マスクなどの生活用品が続々と品薄となっている中、このような事態に付け込み、フリマサイトなどで高額転売をするといった「悪徳商法」をはたらく方や、また「金相場が上がるため金を購入するといい」といった、いわゆる「ねずみ講」が蔓延しています。
そんな中で、現在メルカリなどのフリマサイトで「謎の石」が多く出回っているようで「新型コロナウイルス対策でお風呂に入れると予防になる」といったコメントが書かれており、安くて800円、高いものは1万2000円以上の値がついており、実際に取引がなされているとのこと。
「謎の石」の正体は?
では、これらの「謎の石」は一体何かというと「わずかな放射線を発する花崗岩(かこうがん)」と謳い販売されているとのこと。ただ、花崗岩が新型コロナウイルスに効果があるという医学的根拠は全くなく、販売されている石も道端に落ちている石を「花崗岩」と偽り販売されている様子。
新型コロナウイルスが拡散する以前にも「謎の石」をいわゆるパワーストーンのように「ねずみ講」で販売するといったのは便乗商法の典型的な例であるとのこと。冷静に考えればその「謎の石」が怪しいことに気づくと思うのですが、感染が拡大している現在ではそのような判断も鈍ってしまうのでしょう。
まとめ
このように、新型コロナウイルスの感染拡大の一方で便乗商法も蔓延していることから、普段よりも判断力が必要になってくると思うのですが、専門家からの情報以外には耳を傾けないのが得策でしょう。このような緊急事態にこそ冷静になる姿勢が大切になってきます。