新型コロナウイルスでマスクが品薄となるなか、経済産業省が消毒液を付けることでマスクの再利用が可能だと周知する方向で検討していることが分かりました。
2、3回程度は再利用が可⁉ 医療関係者や感染の疑いがあれば不可
マスクを巡っては新型コロナウイルスの感染拡大によって転売目的の買い占めなども発生し、品薄な状態が続いています。
経産省ではエタノールなどの消毒液を付けることでマスクを1回限りではなく 2、3回程度は再利用が可能だと周知する方向で検討していることが分かりました。
利用はあくまで鼻や口を経由したウイルスの感染防止を目的とした場合に限り、医療関係者や感染の疑いがある人は不可とします。政府はマスクの増産や輸入強化にも取り組んでいますが、再利用を促すことで少しでも品薄の状態を改善したい考えです。
消毒に使うエタノールの方が更に購入困難⁉
今回の報道に対しても 既に多くのコメントが寄せられていますが…
《 マスク不足の悪の根元、転売行為。メルカリであまりにも目に余るものを注意したら、メルカリ運営から逆に利用制限をかけると脅しの通達がきた…赤字続きのメルカリは手数料が欲しいだけで、社会問題になっているマスク、トイレットペーパーの転売など、儲かるのでどうぞやってくれと言う呆れた姿勢。政治家の偉い方、メルカリをなんとかしてください、マスク不足も解消されません 》
《 マスクは十分供給できる量があると言ってなかったっけ? 》
《 厚労省は、マスクの再利用はダメだと言わなかったか?再利用可能と言うなら、「ガーゼを挟めば再利用可能」とか「アルコール消毒の具体的な方法を示す」とか、これまでとは異なる条件を付けないと信頼されないと思う 》
《 そもそも今はその消毒に使うエタノールの方が更に購入困難となっているのですが… 当方病院勤務ですが、病院にさえ十分なエタノールが納品されない状況にあります 》
等など、やはり今のこの状況では多くの批判コメントが集まるしかないようでした…。
アリババグループの創始者から マスク100万枚も⁉
このような現状の中、 3月2日、中国の電子商取引最大手・アリババグループの創始者、ジャック・マー(馬雲)氏は自身の基金などを通じて日本に向けて100万枚のマスクを送ると発表しました。
マー氏はかつて日本から防護服などの支援物資が送られたことに触れ、「かつて全力で助けてくれた友が、我々と同じ困難に直面している。我々は何をすべきかを知っている」と理由を綴ったという。
「さすがジャック・マー氏、すばらしいですね!日本人として、本当にありがたい、感謝の気持ちでいっぱいです。また、お返しに漢詩を送ってくれたことも気が利いていますね。唐代の有名な詩で、1ヶ月前、京都府舞鶴市から中国大連市にマスクを送ったときに添えられていた漢詩と同じものです。新型コロナウイルスは中国にも日本にも大変な災難となりましたが、教訓や気づきもたくさんあった。お互いを思いやる温かい気持ちも、以前よりも増したように思います」 とジャーナリストの中島恵さんもコメントしました。
また その他にも、多くの感謝のコメントが寄せられていました。