去る 2月29日、カンテレ「おかべろ」に 俳優の大東駿介さんが出演しました。小学3年生で 父が、中学2年生のときに母が 蒸発し、親戚に引き取られるまでの 極貧&引きこもり生活を助けてくれた友人や その周辺の人たちへ感謝したエピソードを語っていました。
自宅ドアを、ある日、友人が壊して入ってきた⁉
「 自分は社会に出ちゃ行けない人間に思えて」と、極貧生活を続けるうちに 引きこもるようになったそうです。
そんな大東少年の自宅ドアを、ある日、友人が壊して入ってきたことから生活が一変。
「そこから救われましたね…」とターニングポイントだったと語りました。
その友人の一人は、現在吉本の漫才コンビ「金属バット」の小林圭輔さん。「校舎の裏とかで 『俺らダメや~』と言ってるような ダメな5人組だった」と懐かしんでいました。
友人や その家族、担任にも支えられて…
友人たちは、大東の家に来るだけではなく、自宅にも呼んでくれたそうです。友人の母は「ご飯も一緒に食べていき」と声を掛けてくれました。そのときテーブルに並んだのは…
「えっ、普通の家庭ってこんなに食べてるの!?」とガリガリにやせた大東にとっては、驚くほどの豪華な料理の数々。
「お寿司とカレー、焼きそば…もうたらふく炭水化物を食べさせるぞ!みたいな。いま思うと僕の生活わかって、食べさせるために…」と、優しさをかみしめていました。
また 学校が弁当だったそうですが、お昼に何も食べていないことに気付いた担任が、コンビニで菓子パンを購入。それを誰も見ていない廊下で渡してくれたという。「そのとき食べたスティックチョコパンとジャムマーガリンのコッペパンが、いまでも大好きですね。昨日も食べました」と笑顔をみせました。
鶴瓶さんが 「あの環境の中で よくまっすぐ育ったな」と褒め…
今回のこの報道に対しても多くのコメントが寄せられていますが…
《 この人は身内の裏切りを経験したけど他人の愛護を経験したから、人を信じられる素直さが身についたのかもしれない。あるいは生来の素直さがあったから他人が助けてくれたのか… 》
《 知らなかった。壮絶な人生歩んできたんですね…いい友人に恵まれたと思いますが、大東さん自身が、友人がなんとしても助けてあげたいと思うような人だったということですね。そのような友人がいるのが羨ましいです。 》
《 心ゆさぶれ!先輩ROCKYOUの司会はほんとよかった!
この生い立ちの記事を読んで、だからこの人がこの番組の司会でコメントすると再現ドラマ見たあと心揺さぶられる感じがしていたのか。納得だわ。このご時世、まっとうな道を歩むのがますます難しいこの時代こそ、もう一回全国放送で大東さんMCで心ゆさぶれ!先輩ROCKYOUやってほしい!これからも心揺さぶる俳優でいてください!》
《 芸能人で、極貧の幼少期の話を聞くけれど、この人の人生は壮絶すぎる。鶴瓶さんが、「あの環境の中でここまでお前は、よくまっすぐ育ったな」と褒めていた。A-スタジオだったと思う・・・》
等など、壮絶な極貧生活を 乗り越えてきた大東さん、そして助けてくれた周囲の方々への称賛のコメントが多かったようでした。
最新作は 第69回ベルリン国際映画祭 史上初の2冠を達成『37セカンズ』
出生時に37秒間呼吸ができなかったために、手足が自由に動かない身体になってしまった女性の自己発見と成長を描いた映画『37セカンズ』。早くも、第69回ベルリン国際映画祭 史上初の2冠を達成し、Netflixで海外配給も決定している本作。主人公の挑戦を支えるヘルパー・俊哉役で出演する大東駿介さんへの独占インタビューです。